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かぜのでんわ

ある方からオススメされ絵本を購入した。

【風の電話】

山の上に置かれた1台の電話。
誰が置いたのか分からない1台の電話。
電話線は繋がっていない1台の電話。

この電話は

『もう会えなくなった人に自分の想いを伝えると、必ずその人に届く』

と言われている。

なんて素敵な発想なんだろう。

受話器を耳にあて、自分の『想い』を話すことで救われることは間違いなくある。

この本を読んで

数年前の法事での法話を思い出した。

「ご先祖様は決してお墓の中にいるわけではありませんよ。
千の風になっての歌にあるように、風に乗っていつもあなた方を見守って下さっています。」

岩手県大槌町の佐々木格さん(ガーデンデザイナー)が、
自宅の庭に「風の電話ボックス」をおきました。
一人っきりになって、電話をかけるように
相手に想いを伝える空間で、実際の電話線は繋がっていません。

電話機の横にはこう書かれているようです。

風の電話は心で話します
静かに目を閉じ耳を澄まして下さい
風の音が又は浪の音が或いは
小鳥のさえずりが聞こえたなら
あなたの想いを伝えて下さい


感じることはきっときっとあるはず。
気になった方は是非ご一読を(^-^)/

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