抛砖引玉ーー拙くても、意見をどんどん言おう
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【抛砖引玉】
[日:抛磚引玉(ほうせんいんぎょく)]
「磚を抛げて玉を引く」とも
ピンイン:pāo zhuān yǐn yù
意味:「砖」はレンガの意味であり、「抛」は投げるということ。
直訳すると「レンガを投げて玉を引き寄せる」で、自分の未熟な意見をたたき台とし、他人の価値ある意見を引き出すという意味。
『拙くても、意見をどんどん言おう』
昔、会社の上司に「ちゃんとまとまってから提案しなさい」と指摘を受けたことがある。
その場では「そうですね」と答えたが、実際、今でも納得はしていない(笑)。
確かにあの提案には欠けたところがいっぱいあったが、それが私なりの精一杯だった。
それに、未熟な自分の知識範囲では限界があった。たとえ続けてグルグルと思い巡らしたとしても、あれ以上何かが増えることは無かっただろう。
だから一旦口に出してみて、誰かの意見や補足を聞きたかったのだが、私の上司はこのやり方を気に入らなかったようだ。
もちろん何事もしっかり考えてから発言をするべきだ。
思い付きや無意味なことをベラベラと話しても時間の無駄でしかない。
だが、ある程度考え尽くし限界までたどり着いたのなら、拙くても取り敢えずアウトプットした方が良いと私は思っている。
狭い視野に留まらず、周りの人の意見を取り入れ、様々な視点からの考え方を学ぶのだ。
特に若い頃は精一杯リサーチをしたとしても、把握できる状況なんて一握りだ。
組織の現状や解決すべき問題、部署間の利害関係、市場動向等々、長年の経験がないと見えないことはいっぱいある。
考えが上手くまとまらないのは当たり前のことなのだ。
よって、「本当にこれで大丈夫なのだろうか……」と悶々と思い悩まないこと。
最善を尽くしたなら、怖がらず大胆に表現して先輩方々の意見を吸収してみよう。
その方が良い結果につながる。
後は謙遜に。
あくまでも自分の意見は「レンガ」であることを意識し、常に学ぶ姿勢を持とう。
📚自分なりの考えを持とう!
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