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集蛍映雪——言い訳は、本気じゃない証拠
(672字・この記事を読む所要時間:約2分 ※1分あたり400字で計算)
【集蛍映雪】
ピンイン:jí yíng yìng xuě
意味:貧しさに負けず、勉学に苦労し励むことのたとえ。
「集蛍」は蛍を集めることであり、「映雪」は雪明かりの意味。
晋(しん)の孫康(そんこう)という者が貧しさの故灯油を買えずとも、夏は蛍の光、冬は雪明かりで書物を照らし勉強した話が由来となる。
『言い訳は、本気じゃない証拠』
「集蛍映雪」の話は読む度に何かしら得られるから面白い。
最初にこれを読んだのは小学生の頃で、当時はまだ深く物事を考えられず「そのような明かりでも本が読めるんだ」とだけ単純に思っていた。
しばらくして中高生ぐらいなり、改めて読み直してようやく孫康(そんこう)が如何に勉強熱心だったのかを知った。自分も試験勉強に追われる身であったから「あれ程一生懸命になれるなんて、大したものだ」と感心した。
そして今。大人になって再度この話を振り返ってみると、また新しい悟りが出てきた。
即ちーー
「本気にやりたいことが出来れば、人はどんな方法を使っても必ずそれを達成しようとする」、だ。
つまり、出来ない理由をあれこれ探して言い訳しているうちはまだ本気じゃないということ。
人はその気になれば、たとえ環境が厳しくても条件が不足していても、必死に何とかしようとするからだ。
もちろんほぼ不可能に近い現状に置かれる時もある。
それでも本気な人は、不平不満を言わずに、諦めずに「どうすれば実現出来るか?」を考え続けているはずだ。
「努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る。」ーー井上靖
📚本気で頑張ることは、本気で青春すること!
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