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【切迫早産入院】ご機嫌な逆子

お腹の我が子は、逆子である。

26週くらいからずっと逆子で、34週になる今になってもピクリとも動かない。

先生からはエコーのたび「今日もご機嫌に逆子やな」と言われる始末。

どうやらお腹の右側がお気に入りらしく、背中を右側にぴったりとつけ、伸びをしたり、パンチやキックをしたりしている。

彼女の伸びは、私には頭突きとなる。胃をグーッと押されて苦しい。おかげで私の体重が全く増えない。下の方をキックされるたび、出てこないかヒヤヒヤする。

その代わり、頭がポコっと浮き出て撫でやすく、ちょっと可愛い。ただし!撫でると味を占めて頭を下に向けない気がしたので、尻?のあたりを撫でるようにしている。

逆子はほとんどの場合、帝王切開だ。

手術の経験がない私にとっては恐怖。医療系ドラマもグロくて見れない私が、腹を切られる。考えただけで…!

そんな母の思いとは裏腹に、赤子はピクリともしない。そりゃそうだ。切迫早産で絶対安静、母体が常に寝ている状態では、回りたくても回れないだろう。

入院していて鍼灸治療にも通えないし、逆子体操も禁止。

苦し紛れに火を使わないお灸をしたり、左向きで寝たりしているが…どうかしら。

そして私の子だ。きっと頑固に違いない。
きっとこの姿勢が好き!と思ったら譲らない。

なんて話を母にしてみたら、
「あなたの子なら、納得すれば回ってくれるはず」。

説得してみなさい、と。

確かに、私は納得できなくて頑固になってしまう傾向がある。私に似てたら説得は有効な手段かもしれない。

ちなみに、夫によると「俺に似てたら、ギリギリになればなんとかするタイプ」らしい。それも一理ある。甘いものを食べるとよく動くので、夫似の可能性は高い。

ともかく、私にできることは…
話しかけて説得してみたり、なるべく身体を温かくして過ごすことくらいだ。

一番は早産を防ぐこと。

26週から入院して、やっと34週まできた。
つわり、切迫早産、逆子とフルコースなマタニティライフ。

ゴールが少しずつ近づいている。

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