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イベントクリエイティブの作り方 -配信演出

一連の記事はIVS2023という京都で参加者1万人規模のイベントを制作した際のワークフローをまとめております。

LAUNCHPADの演出を2020年のSaaSから, 2021, Entertainment, Nasu, Naha, SEED, Kyotoと7回目を迎えました。登壇者の皆様もノリノリで、また今回から自社スタジオで事前準備ができたのもあり、かなりキマったんじゃないかなぁとおもっとります


今回で煽りVをShakeを含めて総計105人分撮影したことになります。 NASU, NAHAでは手間もかかるので、集合ビジュアルがなかったのですが、やっぱりこうしてみると集合ビジュアルはあったほうがええなぁ!

はじめのほうはEpic系で攻めていたのですが、最近はよりコンセプトをもって統一できてきてるかなぁと思っております。


実はロゴも毎回モーションされてます


インタビューはだいたい15分~20分です。本番直前の煽りなので、より人物に焦点を当てるべく事業内容はほぼ聞かず、この事業を始めようと思ったモーメントと、業界課題の深掘りは必ず抑えています。その中で感情が乗るエピソードを深掘りする感じです。


スケジュールはだいたい本番20日前ぐらいに撮影、今回は22名を2.5日で撮影しました。AEでモーションテンプレ、Davinciでeditしています。編集は爆速な自信あるのですが、たぶん30時間ぐらいで全員の編集してます。他のクリエイティブやりつつ1週間でビジュアル含めて全員分初稿できてる感じです。


撮影前事前準備は ・BGM候補を揃える ・モーションテンプレ完成(PremiereでNest化して一括書き出ししてます) 構成は パワーワード→Profile Motion→エピソードトーク→煽り→締め+ロゴで固まってきました。


撮影機材はBlackmagicの色んな種類7カメで、サブカメはATEM ISOでまとめてレコード、モーションスライダー2台、ライトはAputureで揃えてます。Indieの機材が揃っているのですが、めちゃ需要が限定的になりそうなので、別スレッドかYouTubeでまとめます笑

編集は最終30s~40sぐらいで
1. クリップをマルチカムに
2. AudioをAIで補正+ノーマライズ
3. 15分→ 2分に選定
4. 30s構成に落とし込む+テキストで煽り ここまでをまず全員分編集
5. BGM挿入
6. マルチカム+画角調整
7. カラコレ
8. Adjustmentでカラグレ+エフェクト
9. 煽りモーション化


LAUNCHPADの必要クリエイティブ一覧


作業環境はこんな感じです。DiscordとSlackを右で開いて、真ん中がDavinciの編集画面、左がFigmaかDavinciのDecklink画面を出す用の画面です。

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