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プライドを捨てる

こんばんは。

さて、今日もみなさんが「欲しい内定を獲得する」ために、
本当に必要な、本質的な実力について考えていきたいと思います。

今日のメッセージは、最初に言ってしまいます。
それは「プライドを捨てろ」ということです。

「プライドを捨てろ」というのはちょっと過激だし、
語弊があるかもしれませんが、あえて強く言ってみました。
というのも、要らないプライドを大事にしすぎて、
就職戦線で苦しんでいる人たちをたくさん見てきたからです。

人事や面接するような方話をしていると、「最近の新入社員は打たれ弱くて・・・」
という愚痴を、本当によく聞きます。
ちょっと注意しただけで「怒鳴られた!!」みたいな反応になって、
翌日休んだりすると。トホホだと。

みなさんが新人で配属されたら、
ほとんどの企業で、ほぼ全員が「毎日叱られます」。(ホントです)
みなさんは仕事の素人で、誉めてもらえるような仕事は
ほとんどできないからです。

しかし、4月から給料はもらっています。
早く給料分くらいは仕事できるようになって欲しい。
そう思ったら、足りないところはどんどん注意します。
注意しても同じミスを2回したら、怒鳴る上司もいるでしょう。

職場では、特に新人の頃は叱られて当たり前なんです。
優良企業、難関企業ほどその傾向があったりします。

もちろん叱るのは新人に成長して欲しいからなんですが、
それを受け止められずに「プライドが傷ついた・・・」
みたいな反応をする人が多いから、冒頭のような人事の愚痴が
出てくるわけです。

2年位前から、就職戦線で体育会系出身者の人気が
非常に高くなっています。というのは、彼らは叱られ慣れていて、
叱られたことを受け止める力が高いからです。

「叱り飛ばした時に、受け止められる若者か。」

ということをことのほか、企業は重視しています。
たぶん、みなさんが予想する100倍くらい重視しています。

これが、変なプライドばっかりあると
「あー、この学生は受け止められない若者だ」って
判断されて、選考で落とされてしまうのです。

だから「プライドを捨てろ」と言うのです。

他人から注意されたり、ダメだしされたり、
反論されたり、叱られたり、怒鳴られたりしたときに、
ちゃんと受け止められるかどうか。

あなたは感情的になってしまったりしませんか?
「ふん、意見が違うんだ」みたいにスネてしまって、
受け流したりしていませんか?

本物のプライドは「今の自分」に持ってはダメなのです。
プライドは「本来の自分」に持つべきであって、
本来の自分というのは、苦労しながら努力しながら磨かれる
将来の自分のことを指すのです。

将来の自分にプライドを、自信を持てる人は、
現在の批判を自分の糧にすることができます。

みなさんにも、本物のプライドを持って欲しいと思います。

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