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5/10、11(イミテーションゲームを見たよ)

5/10 18:35
あーあどこかで木を植えながら暮らしたい。
木に囲まれて、死んだらその養分になりたい。

みなさん、ペンデレツキ(penderecki)っていう作曲家知ってますかね?
最近ハマって、狂ったように聴いてます。

朝、電車に乗るのが1時間くらいなんで、時間的にもちょうどいいんですよね。■

5/11 19:03

イミテーションゲーム

映画は第二次世界大戦中にエニグマ暗号の解読に取り組み、のちに同性間性行為のかどで訴追を受けたイギリスの暗号解読者アラン・チューリングを描く。

wiki

イミテーションゲームを見た。
ボロ泣きした。
僕実はこの作品の主人公のアランチューリングはずっと昔から知ってる。何でかっていうと、この人コンピュータサイエンスの黎明期に大活躍した人で、コンピュータをちゃんと学ぶなら避けては通れない人だから。

計算理論の本を手に取って、目次を見れば間違いなく乗ってると思う。

映画に関しては、もちろんそれ以外の部分が詳しく描かれてたけどね。
天才にありがちな、変人で不器用で孤独。それが巧みに描かれていたと思う。

でも時々セリフがすごく僕の心に刺さった。

チューリングの上司がチューリングに対して:「二重スパイは卑劣な輩だ。一人ぼっちで孤独な人間。家族や友人とかかわりを持たない。傲慢。そういうやつに心当たりはないか?」

映画 イミテーションゲーム

最近、「孤独の何が悪い」みたいな風潮流行ってるけど、そういうのって絶対孤独になったこと無い人の意見というか。ちょっと気軽に遊ぶ友達が減って寂ししいから、それを紛らしてるだけな気がする。
まいいか。

走ってるシーン

ぼくも何時間かランニングできるくらいの体力つけたい。
チューリングもいろんなストレスを忘れるために走ってたんじゃないかな。
僕の場合、まずは体重を平均に戻さなきゃな。

僕がボロ泣きしたシーン

チューリングがジョーン(写真の右の女性)に向かって「君はほしいものを手に入れたね。仕事、主人。"普通の人生”。」

イミテーションゲーム

昔、チューリングが安全面を考慮してジョーンとの婚約を解消しようと持ち掛けた際、ジョーンは「私たちはほかの人とは違う。私たちなりに愛し合えばいい。普通よりずっといいわ。」と引き下がった。

でも結局、ジョーンは理想的な家庭を手に入れた一方で、チューリングはホモだったことを新聞に書き立てられ、投獄かホルモン治療を受けさせられるという悲惨な運命をたどっていた。

そのときのセリフ。

ボロ泣きした。本当に泣いた。■

5/11 23:46

noteで、いろいろ精神的に問題を抱えている人と繋がりたくて記事を漁ってみるけど、そう言う記事を書いてる人の9割くらいが結婚してたり、彼氏彼女がいたりするんだよね。

その人たちの辛い気持ちは分かるつもりだけど、孤独じゃ無い分マシだなって安心してほしいよ。僕たちみたいな存在を見下してもいいから、客観的に見たら自分って幸せなんだなって思ってほしい。

そういう幸せな人たちに、世間的なレールから外れた僕みたいな人が変な同情されると、感謝8割、拒絶2割の不思議な気持ちになる。


僕が理不尽なこと言われること言われた時期、周りからの理解を得られなかった時期、僕は徹底して悲観主義になって生きていたからこそ、精神の安定を保っていた。
限りなく低い場所に合わせて精神のムラを鳴らすことで、人間性というものを自分から遠ざけようとしていたのか。
そこに論理があるとはとても思えないが。

でも、そういう荒んでいるときにほかの人の優しい心に触れるのがすごく苦痛だ。その優しい人が人間なら俺は人間じゃない。

最後にジョーンに出会ったチューリングもそれに近い苦痛はあったんじゃないかな。

僕の身勝手な考えを書いてみた。

結局、チューリングは41歳で自殺してしまうが。
天国でも、最愛のモーコムと、楽しく数学をやっていることを願う。■




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