転移したらダンジョンの下層だった 十七話パーティーか・・・・・・

乾杯をしてから、とりあえず腹が減っていたソウスケ達は飯を十分程食べ続けた。
このとき人生で初めて酒を飲んだソウスケの感想は、旨いの一言だった。ソウスケは酒に溺れるつもりはないが、アルコール中毒になる人間がでるのも少し分かるなと思った。

ソウスケ達が飯を食べ始めてから約十分後、スラルがお代わりしたエールを一気に飲み、木のジョッキをダンっ、と音を立てながら置いた。

「ふーーー、やっぱり仕事終わりのエールは旨いな。これで明日からも頑張れな」

「そうね、スラルの言う通りだわ。また明日から頑張らないとね」

エルミがスラルの考えに同意しながらエールを飲み始めた。
ソウスケはその様子を見ながら、これまた新鮮だなと感じた。

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