転移したらダンジョンの下層だった 十四話感動の連続

並んでから五分ほど経ち、ようやくソウスケ達の番になった。
門の兵士はアガレス達と知りいであり、証明書で確認する前にアガレス達に声をかけてきた。

「おう、お前ら無事だったみたいだな。まぁ、コボルトぐらいなら、今のお前達なら大丈夫か?」

笑いながら声をかけられたアガレス達は、確かにコボルト達を倒し、討伐証明部位と魔石を手に入れること出来たが。その後にコボルトの上位種に襲われ、ソウスケが助けてもらっていなければ、今自分達が生きていないで、つい三人とも苦笑いになった。

「ええ、コボルトは倒すことが出来たんですけど、その後上位種に襲われてしまって、ソウスケに助けてもらえなかったら無事じゃいられませんでした」

そう言いながらアガレスは門兵にソウスケを紹介した。
門兵はアガレスから紹介されたソウスケを見て、本当なのかと疑問に思った。
門兵から見たソウスケは、明らかにアガレス達より年下に見えた。体も線が細く顔つきも強そうに見えたのでつい疑いの思いが顔に出た。

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