ルビ(ふりがな)を自動で振りたい
子供の頃から物語を書くのが趣味です。
ずっと前からインターネットでも小説を書いています。
ずーっと昔に個人ホームページブームというのがあり、その時期に自分のホームページなるものを作ってみようと思って、無料のレンタルサーバーのアカウントをとったのがネット活動のはじめでした。
その頃のブラウザは今と比べると機能が乏しく、日本語の文章にルビ(ふりがな)を表示することができませんでした。
なので、致し方なく、「振仮名(ふりがな)」というふうに、読み方をカッコの中に書いて添えることで、代用とすることが多かったと思います。
現在では日本で利用される主だったWebブラウザには、ルビ表示の機能があります。
小説を投稿するWebサービス(「小説家になろう」、「カクヨム」、他)には、文字列にルビタグを設定するためのサポート機能が基本的に搭載されており便利ですし、あらかじめ文書内に「漢字」の形式でルビを設定しておけば自動的にフリガナとして表示してくれます。
残念ながらnoteさんにはルビ表示の機能がありません。
小説コンテンツをUPしたい身としては、ルビ機能の導入を切望しています。
それはさておき。
ルビ振り作業はものすごく面倒くさいです。
書き手さんのほとんどの方は、原稿を執筆しながらルビを振るわけではないのではないかと思います。書く時はルビなしです。
私も、まずフリガナは無しで執筆して、後ほど推敲のついでにフリガナを追記しています。
面倒くさ!?
ルビをどの程度、振ればいいかは難しいところですが、どの漢字が誰にとって難読かは予想しづらいので、ちょっとでも難読そうならルビを振るほうがいいと個人的には思います。
現代の出版物は、漫画などでは特に、漢字に総ルビが振られていることも珍しくなく、ルビが読みやすさを下支えしていると感じます。
だから! 総ルビ!?
でも手作業でやるとなると、とても大変です。
そこで、最近では私はiPhone用アプリの「おめめライター」さんを利用して、自動でルビふり作業をしてもらっています。
Yahoo!デベロッパーネットワークで提供されている、ルビ振り機能を活用して、全自動で漢字にルビが振れます。
「小1」レベル〜「中学生」〜「一般」の、漢字の難しさ別のルビ量が設定できます。
とてつもなく便利です。
手作業でちまちまルビ振ってた過去の自分が可哀想になる。
私はMacユーザーでスマホはiPhoneなので、この選択肢ですが、MicrosoftWord用の「自動ルビ振り for Word」や、Meryエディタ用の自動ルビ振りマクロや、それをアプリ化したアンドロイド用の振り仮名アプリ「ふりがな付与」もあるようです。
これでもう怖いもんなしー(ガハハ)と思ってたら。
noteさん、ルビ機能ないじゃないですか……。なんで……?
行頭の全角スペースを自動で一括挿入する機能もないですよね。小説投稿系では割とデフォルト装備の機能で、とても便利なので、ぜひ将来的に搭載されてほしいと思います。
あと、縦書き表示機能とか……。
欲しがり始めると、いろいろワガママが尽きません。
でも、そういう機能がなくても、noteさんには圧倒的な読みやすさがあるので、実はそういう機能って必要なわけじゃないのかな、と、いろいろ考えさせられます。
●その2の記事では、Webツール版の自動ルビ振り機能を紹介しています。(2020/07/25追記)
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