歯医者でもらえる、タダおもちゃリフューズ!
ゼロウェイストは、リフューズが肝。
最近一番身に染みたのは、3歳長男が歯医者に行くたびに貰ってくる、くじ引きで当たるおもちゃ。
レストランで出てくるような安っぽいものに始まり、うっかり一等を当ててしまうと、さらにプラスチック含有量の高い大きめおもちゃがもらえることも。
それでも、所詮無料でもらえるおもちゃ。
子どもはまんまとつられて喜んで通っていますが、わたしとしては歯医者を出て、預かった瞬間忘れ去られるようなおもちゃ、リフューズしたい。
子ども(と親)に媚を売るつもりのタダおもちゃで、子どもたちの資源を遣い込んでいるなんて本末転倒、と怒りすらわいてきます。
それを、フッ素塗布、シーラント右側、シーラント左側、歯磨き指導…なんて毎週通うたびに貰っていられない。
そして先日、歯医者で処置中に見られるアンパンマンをダシにしてリフューズに成功しました。
アンパンマンを楽しみにしていたのに、見せてもらえなかったことがあり、残念そうにしていた息子に、
「じゃあくじ引きやめよう。プラスチックモンスターだしすぐ飽きちゃってもったいないでしょ(ここは飽きてない!と息子反論)
くじ引きしない代わりに、お母さんが歯医者のお姉さんにアンパンマン見せてって言えるように手伝ってあげるよ」
これで息子は納得しました。
おもちゃとアンパンマン、全然関係ないけれど、そこは3歳。
しかも言いたいことは自分で言えるようになってほしいので、わたしは「済みません、今日ちょっとお願いがあって…ほら言ってごらん」と息子を促しただけ。息子はちいさ~な声で「アンパンマンみせてください」と言えました。
その後、歯科衛生士さんに、「済みません、おもちゃはなしでお願いします」と息子に聞こえないように頼みました。
「えっあげなくて良いんですか??」と聞き返されましたが、もったいないので~と笑顔でかわしてリフューズ成功。
子どもの処置が終わると、がんばったね~えらいね~と、スタッフ皆で持ち上げて、歯医者嫌いにならないようにしてくださり本当にありがたいのですが、
ごほうびのおもちゃだよ~は、余分だと思う人もいる。と伝わったかな…
ちなみに我が家でこれまでリフューズしそこなったオマケや無料のおもちゃは、先日まとめて20個くらいリサイクルショップに持ちこんでみました。
子どもが遊んでシールや塗装が剥がれかけているものもあり、断られるかと思いきや、意外に一個10円くらいの最低価格で引き取ってもらえました。
だからと言って、リサイクルショップに持ち込むのは最後の手段!
今回のように意を決する暇のない、とっさのリフューズ力をもっと磨いていかねば。
日々リフューズを繰り返すにつれ、自分個人がどう思われるかという、他人からのジャッジが、少しずつ気にならなくなってきました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?