子育て目線から読み解く ヨーガスートラ 3.25

こんにちは。
ママ・ヨガインストラクター KIKU です。

私は、8歳、6歳の子の母でありながら、10年以上ヨガのインストラクターとして活動してきました。結婚、離婚、再婚、妊娠、出産、育児と、人生のあらゆるステージを通し、私はヨガから様々なヒントをもらい、その都度ピンチをチャンスに変えて歩んできました。ヨガの真髄を知らなければ、乗り越えられなかっただろう出来事も、1つや2つじゃありません。

ここでは、そんな私が、人類の叡智であるヨガの教え ヨーガ・スートラを、子育てママの目線から解説していきますね^_^


3.25 対象が微細であろうが、隠されたものであろうが、あるいは遠くにあろうが、より高度な認識の輝く光を対象に向けることで、それらを知ることができる。

これまた、小難しく書いてますが…

例えば、子供達の喧嘩を思い浮かべてみると、わかりやすいかも。

昨日我が家では、プリオ(この春から小3男児)とポンちゃん(この春から小1女児)の間で、喧嘩が勃発しまして。

キッカケは、床に置いていたプリオのラキュー (立体パズルの様なおもちゃ)作品を、うっかりポンちゃんが蹴飛ばして壊してしまったこと…

散らばったおもちゃを前に、言い合いが始まりました。

プリオ的には、ほんの少し床に置いておいただけなのに、壊すなんて酷い。謝れ、と。

ポンちゃん的には、そんな大切なものを床に置いておく方が悪い、私も足が痛かった、そっちが謝れ、と。

…ま、どっちもどっちだわなぁ 笑

さらに言い合いでかたが付かず、語彙力で負けるプリオが蹴りを放ち、取っ組み合いへ発展…🤣

これ、よくある兄弟喧嘩ですよね…

母から見たら、お互いに誤りあって、さっさと破片をまとめてまた作り直せば良いじゃないのよ、で、次は床に置かなきゃ良いじゃないの、と、思いますよね 笑

これ、物事の全体と本質を見てるから言える事なんですよね 笑

プリオ目線だけだと、一生懸命作った作品を壊された!っていう被害者的な事実で。

ポンちゃん目線だけだと、床に邪魔なものを置かれて、足がとられて痛かった!っていう、これまた被害者的な事実で。

じゃぁ、真実は何…?


床に置かれたプリオの作品が壊れた。

床にあったものに当たったポンちゃんの足が痛い。

だけよ。

作り直せば良いだけだし、イターって叫んで母のとこに来れば良いだけだし 笑

簡単なことなんだけどな…🤣

でも、これ…

実は社会で、大人同士で同じようなことやってる場面、山ほどあるんですよ…笑

揉めるって、そういうことですからね 笑

自分の主義主張をしっかり持ち、かつ、それを人に伝えることができるというのは、とても素晴らしいことだと思います。


けどそれは、絶対的な正義では無いし、正解でも無いんですよね…

あくまで、自分というフィルターを通して捕らえた物事であり、あくまで物事の一部なんです。

それがわかってれば、『これはあくまで私の考えなのだけど』という前提で、人にお伝えできますよね。

他のフィルター通して見た世界や、物事の別の側面を見せられても、『ほほー、そう言う捉え方もあるのか』と、頷けますよね 笑

そして、きっとそれを繰り返すことで、人は視野が広がり、フィルターが薄くなり、できるだけ真実に近いもの、全体に近いものを捉えることができるようになっていくんじゃないかなぁ。。。


毎度すごくチンケな例えでお恥ずかしい限りなのだけど…🤣

きっと母って、そうやって、子育てを通して、視野を広げなさいよ、真実を見る目を養いなさいよ、って、言われてるんだと思います。

それが、自分と子供達との間のことだけじゃなくて、周りの人達と、少し離れた仲間達と、さらにはその繋がりの先へ、と、広がっていけば、結局は、自分自身の視野が広がるわけです✨

すごくないですかー?これ✨

子育てラッキー💖ですヨ☝️

…こんな何千年も昔の賢人達が、ここまではっきり文章化して教えてくれたことを、私達は何度繰り返せば理解するのかしらねぇ🤣

でももう、良い加減その辺り卒業しなさいよ、って言われてるのが、まさに今なのかな、って思いますね✨

ヨガには、子育てのヒントがいっぱい!

ヨガの考え方を少し知るだけで、子どもたちとの毎日が、ワクワク、楽しく、子供がより可愛く感じられるようになるよ♡

皆さまの毎日が、ヨガという人類最幸の叡智とともに、より楽こしく心地のいいよいものとなりますように。あなたがあなたらしく、より輝ける毎日となりますように。

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