アキレス腱が痛くなるランナー
地面を踏み出すときに、ああ、めっちゃ痛い・・・
ゼロベースランニングクラブ・オーガナイザーの高岡です、こんにちは。
今日は、数あるランニングによる痛みの中でも
悩んでらっしゃる数がめちゃくちゃ多い
アキレス腱の痛みを改善するためのポイントをお話ししていきます。
これ、ホントに治んないですよねー。
すんごい長引いちゃう。
しかも、痛みが出始めた初期の段階は
そこそこ走れちゃうもんだから
無理して走っちゃったりするんですけど
走り出しは痛くなくても
だんだん痛くなってきたりする。
やっぱ少し痛いとこが腫れるから
アイシングでごまかしながら続けちゃう。
鍼治療とかにいきながら、ごまかしごまかし走っちゃう。
そうするとだんだん手に負えなくなってきちゃって
結局は長期間走れなくなっちゃう・・・。
そんなパターンで悪化する人が多いんですよねー。
でも、実はアキレス腱の痛みって
初期の対応と走りの調整で、そんなに続くものでもないんです。
初期の対応ってのは
何も難しいことはありません。
アキレス腱の痛みが出た時の初期対応とは?
走らないこと、です。
「は?そんなのてめーに言われなくてもわかってんよ!」
あなた、そう思いましたね?
思ったでしょ?
でも、アキレス腱の痛みで長期間悩んでらっしゃる方は
大抵この初期対応を無視します。
走れるから、走っても大丈夫っしょー
そんな感じで。
そして、盛大にズッコケます。
アキレス腱の痛みを超短期間で改善する人は
思い切って走るのを休んでる人がほとんどです。
痛みが出たら、勇気を持って2〜3日走るのを休む。
これが初期対応としてはものすごく重要。
ただ、これだけじゃあ片手落ちなんですよね。
なぜなら、初期段階で2〜3日休んだ人でも
ある条件によっては、痛みが再発してしまうからです。
その条件とは・・・
それは、胴体が硬いことと
胴体を使って走る習慣がないってことです。
アキレス腱の痛みの原因
んじゃあ、なんで胴体が硬かったりうまく使えないと
アキレス腱に痛みが出ちゃうかっていうと・・・
オーバープロネーションを引き起こしやすいから。
オーバープロネーションって、何?っていうあなたのために
写真使って簡単に説明しますね。この画像見てください。
こんな感じで、土踏まずがグシャっと潰れるような足首の動きのことを
オーバープロネーションっていうんですね。
これが、かなり厄介。
この上の写真見るだけでも
なーんか、アキレス腱の内側に負担かかってる感じ、しません?
胴体使えないと
このオーバープロネーションを引き起こしやすい。
じゃあ、もう少し深掘りして
なんでオーバープロネーションになりやすいのか?
それは、足の着地点が
体の真下よりもかなり前方になってるから。
足の着地点が前に行き過ぎると
オーバープロネーションを引き起こしやすくなります。
これは、多くのアキレス腱痛に悩むランナーを診てきた経験から
ほとんど断言できます。
ミッドフット着地はアキレス腱痛の大敵!?
んで、アキレス腱が痛い方の中には
ミッドフット(フォアフット含む)着地を
盛大に誤解してらっしゃる方がわんさかいます。
誤解されたミッドフット着地は
踵着地の300倍はヤベーです。
なんでヤベーかというと、先にお話しした
オーバープロネーションが加速するから、です。
ミッドフット着地に凝ってるランナーは大抵
足の外側から着地します。
問題はその後。
外側から着地してそのまま内側へ
特に母趾球に体重を載せるような動きになるんですけど
ここで、オーバープロネーションが加速するんです。
なので、僕がオーガナイザーを務めてる
ゼロベースランニングクラブの
ゼロベースランニング道場や
オンラインサロンになってるFacebookグループでは
足の外側での着地ではなくて
足の裏全体で着地する「フラット着地」になるような
胴体の使い方をレクチャーしてます。
僕がアンテナびんびんに立てながら収集した情報を
毎日公開してるゼロベースランニングクラブについては
こちらから↓↓↓
でもね、フラット着地も
見てくれがフラット着地になってればイイ!ってわけじゃ、ないんです。
胴体の動きから、着地を誘導するのがポイント。
そうすると・・・
オーバープロネーションはたいてい、改善・・・できますっ。
ほいで、アキレス腱の痛みも・・・
改善・・・できますっ。
嘘だと思うなら、やってごらんあそばせ!
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高岡 尚司(たかおか しょうじ) ゼロベースランニングクラブ・オーガナイザー 熊本国府高校陸上競技部長距離ブロックコーチ 鍼灸マッサージ師 ランニング足袋・開発アドバイザー ALTRA JAPAN アンバサダー 合同会社エフエイト・代表社員