【書評】4時に帰るためにどう働くか
世界競争力ランキング1位なのに16時退社をしているの?と驚いて、読んだ本でした。
もともと私は働くことに興味を持っていたので、とても心を惹かれあっという間に読み終わってしまいました。
働き方の参考になるので、ぜひみなさんにも読んでいただきたいのですが、一部私が個人的に印象に残ったことを紹介します。
プライベートを楽しむために仕事をする
一方で、仕事も好きな人が多い
16時退社と思いきや、子どもが寝た後に仕事をする人も少なくない
任せたことは、マイクロマネジメントはしない。信頼する
常に目的を意識する
目的が曖昧なら部下は上司の命令でも動かない
失敗に寛容。そもそも失敗は当然起こるもの
思ったことはストレートに表現する
予定はあくまで予定で、柔軟に変更する
小学生から授業がコロコロ変わることに慣れている
このあたりが、ポイントです。
基本的に「なんのために」を大切にしているようで、私たち日本人の感覚からしたら、少しかけ離れているような気がしました。
とはいえ、言われて賛同する方も少なくないのではないでしょうか?
正直私の周りで、仕事を好きだと言っている人はあまり多くありません。職業柄、医師の中には多いのですが、それ以外の方と喋っていても、10人に1人くらいの感覚です。
ここに書いたポイントはどれも真似したいなと思う反面、相手の気持ちを推しはかって本音を言わない日本では、なかなかここまで上手くいかないような気もしています。
最近は教育も変わってきているとは言え、一気に大きく変わることはなかなか厳しいです。
それでも、少しずつでもいいので、「働くことが好き」だと言える人が増えるように、頑張りたいなと。
そんなふうに思えた本でした。
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