産業医|平井

産業医の知見から労務管理や人材育成、チームビルディングに関する助言や研修を提供する株式会社代表取締役/膠原病内科医/リウマチ専門医/自分の気持ちを大切に/働く人のモヤモヤ・イライラを解消し、自分らしく働ける人を増やしたいと願い、心が楽になるためのヒントなどを書いていきます。

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「働きやすい職場」を創りたいあなたへ。 この塾では、どのように自分の働く環境を良くしていけばいいかを探究しています。その軸となるのが、「アサーション」と「対話」です。 アサーションは、自分を大切にしながら相手も大切にするためのコミュニケーション方法ですが、実際にやってみると案外難しいものです。 私自身もいまだにうまいこといかなかったなぁと反省する日も多々あります。 どうしたら上手なアサーションができるようになるのでしょうか? それは、相手の感情も自分の感情も認めて、大切にすることです。 たくさんの人と「対話」をすることで、その人の考え方や感じ方が理解できます。と同時に自分との違いにも気づくはずです。つまり、他者を理解しようとする姿勢が自己分析にもつながるのです。 この塾では、対話を通して他者理解と自己理解を深めるような場所になっています。 ぜひいろんな価値観に触れてみたい方はメンバーシップにご登録ください。 一緒に、楽しく対話しましょう☆

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  • 働く人たちの小さな物語

    働く人たちは業務以外に案外コミュニケーションでつまづいていることが多いものです。そんな職場での小さなすれ違いをストーリーとして紹介しています。 物語を通じて、現場で直面する課題や心の動きを描き、それに対する解説やアドバイスを提供します。働く人々が日々感じるストレスや葛藤に寄り添いながら、より良い人間関係を築くためのヒントを見つけていただける内容となっています。 忙しい日常の中で、少しでも心が軽くなるような学びをお届けします。 ※ストーリーは私が体験したケースを元にしておりますが、改変しており実際のケースとは異なっています。

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自己紹介

かつて、私は人との会話が大の苦手でした。 特に新しい人と話すたびに緊張し、何を話せばいいのか分からなくなり、ただ縮こまってしまう自分がいました。大学に入る前までは、それほど自分を意識することもなかったのですが、アルバイトやサークル活動を始めると、自分の限界が次第に浮き彫りになり、自信がどんどん薄れていきました。 特に、断ることができない性格が災いして、自分のやりたいことも、引き受けたことであっても、こなせなくなってしまう場面が増えました。 「できない」と言うのが怖くて、

    • よい対立 悪い対立 世界を二極化させないために

      政治の話で連続して感じることを書いていきたいと思います。 アメリカ大統領選にハリスさんVSトランプさん 兵庫知事選挙の斉藤さんVS他候補者 政治の話になるとなぜか喧嘩や戦さのような雰囲気になってしまうのが今まであまり好きではありませんでした。 東京都知事選では石丸さんのマスメディア対応が非難され、大炎上したのもそう遠くない記憶です。 石丸さんのテレビ中継の対応に関しては、確かに怖いと感じたものもありましたが、あれだけトゲトゲした反応を示してしまうのにも一理あるなと思

      • 国民民主党、玉木さんの魅力

        普段政治のことはほとんど触れていませんでしたが、世間が盛り上がってきているのを感じたので、私も少し書いてみたいと思います。 改めて最近、政治が賑わっているのを感じます。特に注目が集まり始めたのは、東京都知事選のあたりからでしょうか。 石丸さんの対立を煽るようなメディア対応に世間が巻き込まれていっているような気がします。 また衆議院選挙後の国民民主党も同じくメディアが大きく取り上げている一つと考えられます。 かくいう私も、あまり国民民主党のことは知らず、そもそも政治には

        • 妊娠報告を受け、残業を免除したら不満を持たれた…

          ミニストーリー営業部の課長、佐々木和男は、久保田彩から「妊娠しました」との報告を受けた。彼女の報告に驚きながらも、すぐに「おめでとう!」と祝福し、「これからの体調を大事にしてね」と言葉をかけた。久保田は嬉しそうに微笑んで答えたが、次の瞬間には表情が曇り、小さな声で言った。 「でも課長…。こんなに忙しい時に、もしかしたら皆さんに迷惑をかけてしまうんじゃないかと思って…。ただでさえみんな忙しい中で、申し訳なくて…」 佐々木は驚きつつ、首を横に振り、「そんなこと気にする必要ない

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          怒り感情をぶつけてくる人への対処法

          イントロ前回の記事では、本当に伝えたいことこそ怒ると伝わらなくなってしまうという内容を書きましたが、今回は怒られた側の対応について考えていきたいと思います。 最近は怒り感情をぶつけられると「パワハラ」じゃないのかな?と感じる人が増えてきました。 そう感じたときはハラスメント窓口に相談に行くことになるのですが、現実では、おおごとになったり、委員会の判断でパワハラ認定がされなかったりして、結局はお互いの関係性が悪くなり、どちらかが異動となるケースが多い印象です。 個人的に

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          [メンバーシップ限定]病院法人の管理職向けの研修です

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          [メンバーシップ限定]なぜ、産業医なのに管理職向けのマネジメント研修をしているのか?

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          ルールを徹底するには…

          「あそこには物を置かないルールですよ。今期の目標に整理整頓と決めたからにはきちんとやりましょう。ルールを決めてもその通り行動しないと意味がありません。5時の時点で残っているものは全部廃棄します。」 また始まった……。時折、坂口課長のスイッチが入ると、このように朝礼で言い出してくる。 てか、なんであそこのスペースに物置いたらいけないんだろう…と。武下は疑問だった。 そこは、オフィスの一角に机も椅子もないただの空いたスペースなのだが、個人の引き出しに入らないちょっと大きなも

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          ある総合病院の管理職向けに研修をした動画です

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          安易な共感は危険!

          「佐藤くんからバーベキューの資料もらった?」 就業時刻を見計らって机の上の整理をしていた僕の背中越しに、関口主任が声をかけてきた。 一瞬なんのことか分からずに頭の上に??を浮かべていると、すかさず続けた。 「この前言ったじゃない。谷口くんが今年のバーベキューのリーダーだって。」 そういえば、4年ぶりにお花見会が再開され、流れのまま最後まで残っていたときに頼まれたような… やけになって飲みすぎて記憶があいまいだったけれど、そんなめんどくさそうな役を受けてしまったのか。

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          パワハラの苦しみ〜番外編〜相談窓口に相談したのに…

          森永は玄関のドアの前で膝を抱え込んだまま、無力感と孤独感に押し潰されていた。家に帰ってきても、結局何も変わらない。仕事での苦しみがそのままついてくるように感じた。何度も「頑張れ」と自分に言い聞かせたが、その言葉さえも虚しく響いてしまう。 突然、スマホが震えた。見れば、石崎からのメッセージだった。 「森永、今日大丈夫か?もし良かったら今から話せる?」 石崎は、以前から森永の変化に気づいていた唯一の同期だった。森永は最初、誰にも相談できずにいたが、石崎の優しさに触れて少しず

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          指導しても伝わらない

          ミニストーリー営業課の課長、佐藤信也は、デスクに積まれた報告書の山を眺めながらため息をついた。最近、課の雰囲気が少しギスギスしていると感じていた。その原因は、ベテラン社員である川村明だ。異動を繰り返してきた彼が、この課に来てから約1年になる。最初は特に問題もなく、むしろ仕事に打ち込む姿勢が好印象だった。しかし、ここ数ヶ月、若手社員とのトラブルが目立つようになってきた。 今日も若手社員の田中健太から苦情が寄せられた。彼が作成したプレゼン資料について、川村が「質が低いから作り直

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          【書評】通知表をやめた。

          「通知表がなくなったら、どうやって子供たちを評価するんだろう?」と疑問を抱きながら読み始めたこの本。しかし、読み進めるうちにわかったのは、評価自体をやめたわけではなかったということです。 そもそも先生たちは、通知表以外にも教育委員会に報告するための評価を作成しており、それとは別に、保護者や子供向けに通知表を作っていたのです。まずその事実に驚きました。 さらに、成績の根拠を保護者に説明できるように準備したり、ミスがないように二重チェックを行ったりすることで、先生方が膨大な時

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          【書評】4時に帰るためにどう働くか

          世界競争力ランキング1位なのに16時退社をしているの?と驚いて、読んだ本でした。 もともと私は働くことに興味を持っていたので、とても心を惹かれあっという間に読み終わってしまいました。 働き方の参考になるので、ぜひみなさんにも読んでいただきたいのですが、一部私が個人的に印象に残ったことを紹介します。 プライベートを楽しむために仕事をする 一方で、仕事も好きな人が多い 16時退社と思いきや、子どもが寝た後に仕事をする人も少なくない 任せたことは、マイクロマネジメントは

          ¥300

          【書評】4時に帰るためにどう働くか

          ¥300

          ハラスメント相談窓口の現実

          前回の記事でハラスメント相談窓口に相談することがパワハラの連鎖を断ち切ることになると書きましたが、実はこれでもまだ不十分で、スタートラインに立ったにすぎません。 実際、ハラスメント委員会が設置されていても、なかなか報告されなかったり、報告しなければよかったと後悔したり、加害者が悪者にされ退職に至ったりと、関わった人たちが後味の悪さを抱く結果になることが多いように感じています。今回は、その理由について、書いていきたいと思います。 ですが、その前に、パワハラが起きたあと、加害

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          パワハラの苦しみ〜傍観者編〜

          ミニストーリー影山はオフィスの一角で、進行中の出来事に目を向けながら、いつものように静かに息を潜めていた。デスクの前では、風間課長がまた森永を叱っていた。影山は、内心「またか」と思いながらも、じっとその様子を見守っていた。風間と影山は同期入社だった。風間は、同期の中でも一際優秀で、早くから上司に目をかけられていた。影山も、風間が能力が高いことを認めていた。しかし、その反面、風間には厄介な一面があった。 風間は、自己肯定感が低いのか、間違いを指摘されるとすぐに感情的になり、威

          パワハラの苦しみ〜傍観者編〜

          パワハラの苦しみ〜加害者編〜

          ミニストーリー風間課長はデスクに向かい、溜息をついた。目の前に広がる書類の山が、彼の心の中に重くのしかかっていた。今日もまた、森永が進捗報告を持ってくる時間が迫っている。風間の頭には、最近の森永のミスがぐるぐると回っていた。部下のミスが自分の評価に影響する現実に、彼は深く悩んでいた。 「部長は、数字しか見てない…」心の中で何度も繰り返す。自分の立場を守るためには、部下の成績が直接反映される。風間にとって森永の存在は、最初はただの部下以上の意味を持っていた。 森永は、新入社

          パワハラの苦しみ〜加害者編〜

          パワハラの苦しみ

          ※今回のお話はパワハラの被害者の物語です。もしかしたら読んで辛くなる方もいるかもしれませんので、不安な場合は解説文だけをお読みください。 ミニストーリー森永は、自分のデスクに置かれた資料を見つめていた。まだ半分も進んでいない。締め切りは明日だ。けれど、頭の中は真っ白で、何も考えがまとまらない。風間課長にまた叱られるのだろうか。その思いが頭をよぎるたびに、心臓が跳ね上がるように早鐘を打った。 「どうして自分はこんなにダメなんだろう…」森永は、自分の無能さに対して深い自己嫌悪

          パワハラの苦しみ

          産業医を目指すことになったきっかけ

          自己紹介にも少し書きましたが、ある患者さんとの出会いが私を産業医の道に進ませる大きなきっかけになりました。 今回は、その詳細について書かせていただきます。患者さんのプライバシーに配慮しながらなので、患者さんの症状や周りの状況等の詳細は一部改変している部分があります。 その方は結婚して夫婦二人で暮らしていた女性でした。今まで特に病気もしたことがなく、健康に暮らしていたのですが、ある日急に身体の痛みを感じ、力も入りにくくなってしまいました。最初はしばらくしたら治るだろうと様子

          産業医を目指すことになったきっかけ

          なんで上司にだけいい顔する人が昇進するの?

          あなたの上司はどんな人ですか? 幸せの条件の一つに「良い上司」を挙げる研究者がいるくらい、働く人にとって上司の存在は大きな影響を及ぼします。 「働きにくい」と言っている人のほとんどは、上司との関係で困っていることが多い印象です。 今回は、上にはいい顔をするけれど、下には厳しい上司のお話です。 ミニストーリー: 「上司には評価されても、部下には不評な課長」 営業部の課長、山内は、部長の吉川には非常に愛想が良かった。会議の席でも、吉川部長からの指示や提案に対して、いつも

          なんで上司にだけいい顔する人が昇進するの?

          冷静をよそおってもイライラは伝わる

          イライラしたとき、冷静に振る舞おうとすることは多くの人が経験することでしょう。しかし、どんなに冷静を装っても、相手に怒りが伝わってしまうことがあります。特に、普段の機嫌が良いと、そのギャップが大きくなり、「怒っている」とすぐに察知されてしまいます。 前回の記事では、気分の波が激しい人との付き合い方について考えましたが、今回は、逆に自分自身がイライラしたときにどのように冷静に対処すれば良いのか、そしてその冷静さが相手にどのように伝わるのかについてお話します。 ミニストーリー

          冷静をよそおってもイライラは伝わる

          不機嫌な人に振り回されてしんどい

          みなさんの周りに、不機嫌な人はいるでしょうか? 不機嫌な人は、いつも機嫌が悪いわけではありません。 機嫌がいい時は優しく声をかけてくれたり、お土産を買ってきてくれたり。ちょっぴり嬉しい気持ちになることも。しかし、しばらく経ったらまた不機嫌をぶつけられる。 こんなエピソードは誰もが経験あるのではないでしょうか。そんな気分の波がある人に対してどう接したらいいのか、ヒントになるお話です。 ミニストーリー: 営業部の中村先輩は、職場でも知られた不機嫌な人だった。常に眉間にしわ

          不機嫌な人に振り回されてしんどい