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「時代が違う」と言うだけで片付ける話
<おじさんDX Vol 82>
本日は、「時代が違う」という言葉について記事にしてみました。
1.「時代が違う」と言われたことがありますか?
私のようなおじさんですと、言われた経験が、ある人が多いかも知れません。この「時代が違う」という言葉の裏には、何があるのでしょうか。
言っている事が、時代錯誤
言っている事が、時代遅れ
言っている事が、時代にマッチしていない。
なんだか自分で書いていて「ムッと」してしまう感じです。
たしかに私は古い人間ですから、言われてしまうのは、仕方ないのかも知れません。しかし、時代が違うと言うだけで、何も解決していないのも事実なのです。
2.「時代」という言葉の意味
社会構造・政治形態や文化・思想など、ある目安によって区分された、相当の長さの歴史的期間。年代。
「時代の流れ」「平安時代」「封建時代」
何かの意味における一定の時の長さ。時勢。
「時代が変わる」「地方文化の時代」「時代の波に乗る」
その当時。当代。特に、現代。
「時代の申し子」「時代の先端を行く」
人の一生におけるある時期。
「幸福な時代もあった」「学生時代」
時がたって古びていること。
「時代を帯びる」「時代を感じさせる」
「時代物」の略。
<引用 goo辞書>
この意味からすると「古びている」と解釈できます。
3.具体的に何が違うのか?
(古びていて)今の時勢と錯誤
(古びていて)今の時勢に遅れている
(古びていて)今の時勢にマッチしていない。
「時代が違う」という人は、新しい時勢に詳しいのか?と考察すると、実は、そうでもないケースもあります。私が出会う場面では「時代が違う」という人ほど、では何が、現代と違うのかについて説明してくれる人は居ません。
「時代が違う」と言うだけで、説明完了してしまうのです。言われたほうは、何が違うのか理解していないので、改善するにも改善出来ないのです。
この「時代が違う」と言う言葉は、便利です。なんだかよく理解出来たような出来ていないような、それでも詳細の説明が不要になります。他にも「昭和じゃないのだから」という類義語もあります。
出来うるならば、「時代が違う」だけでなく、「考え方が、今の主流がこうだから」「やり方が、今の主流がこうだから」といったように、きちんと説明をしたいものです。
ちなみに、誰に言っているのか?と言うと...
私自身だったりします。
そんな おじさんの反省でした。
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