🌈【経験談】普段の取り組みの大切さの話

＜おじさんDX Vol149＞

✅企画実施の際だけ、実績が向上する店舗があるのです😅

✅良く解釈すると、伸びしろがある。
✅悪く解釈すると、普段取り組んでいない。

✅1.企画会議にて

入会会員数を増やすということで企画を実施しますとの事でした。

兼ねてからこの販促に疑問のあった私です。

その疑問とは「販促効果が疑われる企画を連発」

その企画は、毎年時期になると実施されるのですが、未達成ながら内容が、進化していないのです。良い結果にせよ悪い結果にせよ、出てきた結果に対して分析が出来ていない印象です。

✅事実：未達成を繰り返しています。

企画内容は、新規会員の獲得数のアップ

✅精算時にレジ担当者が、ヒアリングする。
✅目標数値は、当日客数の○○％とする。
✅達成率に応じてインセンティブを支給する。

というモノでした。

✅2.企画実施内容の疑問

詳細な企画内容を割愛しますが、内容を聞いた際に、またもや「達成できない」と思ったのです。

問題点
✅１，精算業務の他にも業務がある中で、更に業務を追加。
✅２，新規獲得会員は、既存会員比率が高いと不利。
✅３，不公平な状況で順位を競うのはモチベーションに問題が出る。

私の意見
✅全体の会員比率を一定の目標値にまでに引き上げる目標の方が良い。

＜新規会員獲得率の企画の場合の疑問＞

客数10000名の時、新規獲得率15％を目標とした場合、新規会員獲得目標は1500人となります。一般的に既存の会員様が、新規で入会する事はありません。

来店客数の15％を新規会員で獲得企画
✅客数10000名時　15％の新規会員獲得目標＝1500人
✅A店会員数５０００名　
✅B店会員数８０００名
✅※既存で会員比率が高いB店は、会員であるケースが多く新規は困難。

全体客数会員比　80％を目指す企画
✅客数10000名時　会員使用率80％時＝8000人
✅A店会員数５０００名⇒３０００名増の必要あり。
✅B店会員数８０００名⇒現状維持＋α。

✅※既存会員数が高い店舗は、獲得機会が少ないが新規獲得継続。
✅※低いところは新規で獲得し会員数を増やす。

会員比率が高い店舗の場合は、新規獲得できる余力が少ないのです。期間中の新規入会比率だけでは、普段の取り組みを蔑ろにしていると思うのです。

今まで獲得出来ていなかった支店が、有利になるのです。

＜同類の事例で前年比達成CP＞

前年の同期間中での前年売上達成率を競う

前年の実績が、低ければ低いほど前年比率は、有利になる。

普段の頑張りは、どこへ😂

✅3.仕事の最適化と工夫

会員獲得方法は、精算時にレジ担当者が行うという案でしたが、すでに普段から行っている業務にプラスして業務を増やすのは、効率が良いとは言えないケースがあります。

仕事を増やすのも減らすのも上司次第ですが、全部をやらせようとしてしまうのは、ちょっと待った❗

すでに飽和状態に近いと中途半端になり、取組も難しくなるのですから、気合で取り組む訳にもいかないのです。

＜そこにある事実＞
A店とB店で会員比率が違うのです。

A店　会員比率５０％
B店　会員比率８０％

同じ会社、人員数にもかかわらず、この差はどうして❓

✅B店は、会員獲得担当を設置しお客様にヒアリングする。
✅自動化ではないが、カウンターを設置しセルフで用紙に記入回収。
✅一部業務の簡素化を行っている。

🌈B店は、仕事を最適化しているのです。

これは考え方の違いによりますが、何かとシステム化、自動化と解決策を求めがちになります。システム化も自動化にもそれなりに時間や経費がかかるのです。

更に、このB店の最適化が、どうして上手く運用されているのか。

✅お客様からの支持が高い。
✅声掛けをすると説明も短時間で会員に入会するお客様が多い。
✅企画に関係なく普段から目的を持って取り組んでいる。

つまり、普段からの取り組みが、好結果🌈を生んでいたのです。

企画時にだけ瞬間的に実績を上げても、継続的な実績向上は、そう容易ではないのです。

🌈強い店づくりをしたいものです。


そんな　おじさんの話でした。

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