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【体験談】債権者集会に出席しました!流れについて詳細に説明

今日も記事をご覧頂き、ありがとうございます。

 28歳にして3,400万の借金を背負い自己破産した会社員です。

 投資の詐欺師に騙され、あれよあれよという間に数ヶ月で3,000万円以上を借金し、その詐欺師が自己破産手続き中。自分も、借金を返す目処がなく、自己破産手続き中です。

 投資詐欺師にあった経緯については、詳しくはこちらです。

 投資詐欺師については、「一度目の前に現れて、土下座で謝ってほしい!」と思うzeroです。

 自己破産申立てを6月中旬に弁護士に依頼し、8月上旬に申し立て。本日(10月6日)に第一回債権者集会が開かれました。ちなみに債権者集会の日付は、弁護士の代理で破産申立てを行った場合は、申立てから1週間以内には決定します。

 個人の破産だと書類を揃えたりするのに、時間がかかるため、普通は第一回債権者集会が開かれるまで、弁護士に依頼してから、半年や1年近く経ちます。それが4ヶ月弱だったので、異例の速さで対応してくださった弁護士さんに感謝です。

 ちなみに、自己破産や借金の整理などで頼むとしたら、絶対に処理スピードが早くて、実績のあるところにすることをおすすめします! 
 借金はただでさえ、ストレスがかかるため、早く終えてもらうのに越したことはないからです。

 わたしは、東京簡易裁判所で債権者集会を行いました。

債権者集会の流れ

流れ

 初っ端の債権者集会は、以下のような流れで進行します。

  1. 申し立てた裁判所へ集合

  2. 受付

  3. 待合室で代理人弁護士と順番待ち

  4. 債権者集会

  5. 破産管財人や代理人弁護士と今後について打ち合わせ

  6. 解散

順番に見ていきましょう!

1.申し立てた裁判所へ集合

 債権者集会は、自己破産を申し立てた裁判所で行われます。わたしは、東京簡易裁判所で申し立てを行ったので(正確には、代理人の弁護士が行ってくれたので)、そこで行われました。

 時間は11時開始だったので、10時50分に代理人弁護士とわかりやすい場所で待ち合わせをしました。

 ちなみに、この東京簡易裁判所ですが、本当に場所が分かりづらい!
 なぜかと言うと、場所が「霞ヶ関」にあるのですが、他の公的機関のビルもあるため、特徴があまりないからです。

 早めに行って正解でした! 

2.受付

 裁判所へ集合したら、代理人弁護士と一緒に「受付」を行います。その日に行われる債権者集会の人の名前カードが、テーブルに置いてあるので、名前を言って、係の人からそのカードを受け取ります。

3.待合室で代理人弁護士と順番待ち

 この待合室の場所としては、講演会ができそうな中ホールくらいの会議室に、椅子が敷き詰められていて、そこで名前を呼ばれるまで待ちます。

ちなみに先に、受付をした順なので、もし早く着いたら、早めに受付しておく方が、早く名前を呼ばれます。

ここが待合室と言っても、部屋の前に5ヶ所、後ろに1ヶ所にそれぞれ「債権者集会場所」が設けられています。ただこれが本当に簡易的なもので、長椅子を三つ繋げて、それぞれに「裁判官」「破産管財人」「代理人弁護士、破産者」が座ります。

コロナ感染予防もあって、今は、アクリル板のような板で仕切られていました。

初めて見た感想としては、「高校の教室か、これは?」くらいの簡単な作りでした。

4.債権者集会

 11時集合で、5分〜10分くらいして名前が呼ばれました。「ゼロさん、2番にお越しください」と言われて、さきほどの長椅子3つの場所へ移動します。

話した内容としては、5分もなく、本当に流れ作業のように終わりました。1日で100組くらいの人が、債権者集会を行うそうなので、裁判官としても早く処理しないといけないという事情もあるみたいでした。

 裁判官:よろしくお願いします。では、破産管財人の方から「現在の破産
     者の財産状況と配当状況について」教えてください。
 破産管財人:現状今お見せしています「目録」の紙の通りの財産が破産者
       にはあります。今不動産について売却手続き中なので、まだ
       時間がかかります。
 裁判官:では次の債権者集会の日程を決めましょうか。
     1月○日はいかがですか?
 破産管財人、代理人弁護士、破産者:大丈夫です。
 裁判官:では、その日の同じ時間からでお願いします。
     次回から目黒区の合同庁舎で行います。
 破産管財人、代理人弁護士、破産書:承知しました。
 裁判官:ではこれで、第一回債権者集会を終わります。 

 ちなみに簡易裁判所の裁判官の人は、なぜか若めの女性の方が多かったです。これは、何か意味があるんでしょうかね笑

 もし、債権者の人が来ていたら、何か質問があったのかもしれませんが、幸い来ていなかったので、本当に淡々と流れ作業のように終わりました!

また1日100組くらいの債権者集会を行うので、裁判官としても早く終わらせたいという気持ちもあると思います。

5.破産管財人や代理人弁護士と今後について打ち合わせ

 打ち合わせと言っても特に大したことはなく、また財産状況や破産原因について聞きたいことがあったら、メールや電話で連絡します。場合によっては、破産管財人事務所に来てもらうことになります。

という内容を3分くらいで話しただけでした。

この時に、破産管財人宛に転送されていた自分宛の郵便物を受け取ります。

隠すものは特にないのですが、破産管財人宛に郵便物が届いていると「変なもの届いていないよな」とドキドキします笑

6.解散

 ここで破産管財人、代理人弁護士と解散します。

合計で20分〜30分程度しかかからずに終わってしまいました。なので、もし参加するとしてもあまり気張りすぎずに参加するくらいでいいと思います。

ちなみにここ「東京簡易裁判所」では、1日に100組くらいの人が債権者集会を行うそうで、自己破産をする人がいかに多いかを知り、一つ勉強になりました。

服装については、スーツがベターですが、正直スウェットやジャージなどのラフすぎる格好でなければそこまで問題ないです笑

まとめ

 債権者集会の参加前は、

 「債権者や裁判官の人にきつい言動で、責め立てるように質問されたらどうしよう?」
 「自分の言動や行動一つ一つに注意しないといけないな」

と思って参加しましたが、終わってみると5分程度だったので、意外とあっさりすぎて「これでいいの?」と思ってしまいました。

今日もお読みくださり、ありがとうございました。

あなたにとって、素晴らしい日でありますように🙏

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良かったら読んでみてください!人生、谷深ければ山高しです⛰






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