ー弱いことを言うなー【夏目漱石(作家)】『日本の名言100 』5言/100言 解説
今日も記事を見ていただきありがとうございます!
世界では今もどこかで「名言」が生まれています。そんな中で私たち日本人の偉人が残した名言にはどんなものがあるのでしょうか?
私は、昔から名言や偉人が好きで、趣味で多くの偉人や名言を調べてきました。目にした名言の数は軽く1000は超えます。
その経験を活かし、「名言から元気をもらいたい方」「偉人が好きな方」「過去の偉人の経験から学び、今の自分を変えたい方」に対して、このnoteを書いています。
このnoteのシリーズでは、
『先人の教え✖️賢人の知恵 日本の名言100』(総合法令出版株式会社 著者:木村進氏)に載っている日本人が言った「100の名言」について、1つのnoteで1言ずつ紹介していきます。
その際に、「名言の紹介」と「名言の意味と背景」、「現実生活での活かし方」を書きました。私は、名言を聞いて、現実生活で活かしてこそ本当の意味があると思うのです。
皆さんも是非、名言を聞いたら、現実生活でどのように活かせるか?まで考えて本noteを活用していただければ幸いです。
それでは早速名言の解説からいきます。
【夏目漱石(作家)】名言の解説
名言の意味と背景
夏目漱石は、本名を「夏目金之助」と言い、「漱石」はペンネームなのです。では「漱石」をどこから取ったかというと、唐代の『晋書』にある故事「漱石枕流」から取ったもので、負け惜しみの強いこと、変わり者の例えとして使われています。
それくらい自分にも他人にも負けないという思いを強く持っていたのでしょう。
そんな漱石は、いろいろな人に手紙を書いています。漱石の小説は、その本音を解読するのが難しいところですが、手紙には結構本音が書かれています。相手への励ましや慰めが多いですが、自分へ気合を入れている場面も多いのです。
実際この名言は、弟子の一人である森田草平宛の手紙の中にあるものです。
「世の中の難しさに滅入りながらも、自分で決めた道をやるしかないのだ」と背中を押すような言葉でありながら、「弱いことを言っていても始まらないので、前進するしかない」と自分に対して言っている言葉でもあります。
漱石は、自分の体が病(神経衰弱、痔、糖尿病、胃潰瘍)に侵されて精神的に弱くなりながらも、この言葉を思い出して、作品を描き続けていたのでしょう。
現実生活での活かし方
ここからは、この名言を「現実生活で活かしていくとしたらどうするべきか?」を話していきます。
この名言現実生活で活かすのであれば「あえて強気の言葉を周りに発する」ということになるでしょう。
なぜなら、自分が周りに強気の言葉を発するようになったら、「相手に言うからにはまず自分が強くならないといけない」とそう思えるからです。
実際、私は、「毎日note更新します!」とそう宣言しています。これは、自分が継続することが苦手で、継続しないことの言い訳上手だから、その逃げ道をなくすためにこういうような強気の言葉を発するようにしています。
あのカリスマホストのローランドさんも、こう言っています。
だからこそ、自分が弱い人間だと言うことを自覚しているのだとしたら、あえて強気の目標を周りに宣言することをしてほしいです。
それは、家族や信頼できる友人、恋人、仕事仲間、誰でもいい。
実際にやることで、自分の逃げ場がなくなるはずです。
これが現実生活でのこの名言の活かし方だと思います。
まとめ
今回は、『先人の教え✖️賢人の知恵 日本の名言100』(総合法令出版株式会社 著者:木村進氏)に載っている100の名言の1つとして、
【夏目漱石(作家)】の
を紹介しました。
今回の名言の意味と背景は、【持病に蝕まれながらも、前進する気持ちを持って、作品を描き続けたこと】でした。
また現実生活での活かし方は、【あえて強気の言葉を周りに発する】になるでしょう。
また名言を聞いて、それで終わってしまっていてはもったいないと思います。説話を活かすためにも、是非「現実生活での活かし方」を参考にして、行動してみてください。
もし不明な点があれば、コメント欄での質問もお待ちしています。
今後も偉人の名言や行動を通して、あなたの人間関係やお金、生き方、健康などの悩みを解決する情報発信をしていくので、フォローお願いします。サポートもお待ちしております。
最後まで見てもらって、本当にありがとうございました。
また次の記事で会いましょう!
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