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コンプおぢのワイ

こんばんは。

皆さん、コンプレックスはありますでしょうか。

学歴コンプレックスや、マザーコンプレックス、カインコンプレックスなどが挙げられます。

いずれも心に深い傷を負ったときに形成される心的傾向のことです。


話は変わりますが、私は無意識のうちにコンプレックスによって動かされていました。


自分磨きを始めたのも、筋トレを始めたのも、英語学習を始めたのも、また、このnoteを書いているのも、全て、コンプレックスをもとに動いていたんだ、と


過去を一本線で表して
ようやく気づきました。


後の話にもつながりますので、しばし私の自分語りにお付き合いいただければ幸いです。


私は、過去、中学受験と大学受験を経験しました。

小学校の頃だと、成績は上位、しかも私立の小学校だったので、周りはかなり賢かったはずです。

毎晩遅くまで、目的もはっきり認識しないまま、頑張っていました。

しかし、両親は褒めてくれませんでした。


本来はたとえ成績が悪くとも、小さい子が、自分に言われるがままに勉強させられているんだから、多少は褒めると思います。

ですが私の両親は褒めてくれませんでした。

なんなら「勉強させてあげて、苦労させてあげてるのも、あなたのため。


とまで言っていました。(太字のところは覚えておいていただきたいです。)

ここでみなさまなら、「認めてもらうために、もっと頑張るぞ!」

となるのですが、如何せん、私は根っからのサボラー。

徐々にやる気を失ってテストでカンニングという情けないことにまでも手を出してしまいました。

そしてもちろん、第一希望の中学には通らず、最終的には第二希望の中学校に行く羽目になりました。




中学校に入ってから、「心機一転頑張るぞ!」と意気込んだはいいものの、小学校での正しい努力が認めてもらえなかった傷が私の足を引っ張りに引っ張り、(中高一貫校だから進学こそできましたが)周りとの成績がどんどん離れていき、高三の時点では不登校児になり、結果二浪してしまう羽目に。

そう、特別な存在に憧れすぎてしまったせいで、先生にも反抗的な態度をとり、同級生には高圧的でした。(たしかにあの学校の教師は漏れなくクソだったが…)


「自分は周りとは違う。自分は人とは違う道を行く。」


当時は本気でそう思っていました。







あーー!!!(爆死)


唐突な黒歴史により、脳が破壊されました。


「他人より優れていないといけない」

こういった感情が見事にプログラムされ、それが私の本性である、サボラーとうまく合致し、ゴミカス人間が出来上がったと…


「自分は認めてもらえなくて不幸だ。」


こういった感情は確かにありました。

しかし、無意識的にそういう負の感情を抑圧していたのです。

結果、傷の周りにそういう感情が絡み合い、「自身によって他者が救われないといけない(特別な存在にならないといけない)」といった思い込みが生まれてしまいました…



自分磨きを始めた理由もそうですよ。


周りと差をつけたい。
周りを幸せにしたい。

これは明らかにコンプレックスから来ています。

筋トレは幸い、功を奏していますのでまだ良かったのですが、学業の方はどうでしょう?人間関係の方はどうでしょう?恋愛の方はどうでしょう???







言うなーー!!!


それ以上何も言うなーー!!!


ちなみにこういうコンプレックスを

「メサイアコンプレックス」

と言います。


今回はこれについて語っていきたいと思います。

お待たせしました。

↓ではほんへどうぞ



メサイアコンプレックスとは


そもそもメサイアとはなんでしょう。

メサイアを英語で表記すると、Messiahとなり、救世主、という意味を持ちます。

つまりメサイアコンプレックスとは

無意識のうちに救世主になろうとする心的傾向」のことです。


例えば、

「頼んでもないのに、自分に過剰にアドバイスしてきた」

「あなたのためだから、と言いつつ、自身のやることを否定してくる」

ひどい場合は

「相手がダメになるように誘導して自分はその相手の救世主になろうとする」

なんて場合もあります。


軽度のメサイアコンプレックスを持っている方は「自分はメサイアコンプレックスかも」と思えるかもしれません。


しかし、重度の人は自覚症状がないのです。


「あなたのため、お前を助けた俺サイコー!」といった、相手の気持ちを無視したようなことを本気で思っているのです。


ですが、これは顕在意識内で行われていることではなく、全て無意識、つまり潜在意識内で行われているのです。

しかも、これだけ他人を助けたいと思っている一方で、本当は自分も助かりたい、認めてほしい、手を差し伸べてほしい、と思っているのです。


や、やべーよこいつ…


でももしかするとそれに片足突っ込んでるかもしれませんよォ?


いやだー!

メサイアコンプレックスの持ち主は、このように自己否定が強く、周りから認められにくく、本人は認められないことが辛いので、辛さから抜け出したいが為に周りにダメ人間を創ることで、ダメにした相手に助け舟を出すというマッチポンプ的な関わり方で救世主になろうとすることもあります。

ほんじゃ、メサイアコンプレックスについてもうちょい詳しく見ていきましょ!!


なぜメサイアコンプレックスが形成されるのか


ではなぜメサイアコンプレックスが形成されるのか、について解説いたします。


そもそもこのコンプレックス、というものを見ていただきたいのですが、日本語に訳すと、

複合体

つまり、コンプレックスとは「さまざまな感情が複雑に組み合わさった

ということになります。


では、メサイアコンプレックスはどのような感情が組み合わさっているのでしょうか。


そもそもですが、感情が組み合わさるためにはその「核」となる、ある出来事で自分についた傷、を中心に組み合わさっていきます。

下はイメージ図です。

中心には傷


私の場合、中学受験の際に、核となる傷(カンニングをした、第一志望に落ちたという失敗からくる自分はやってもできない、認めてもらえない絶望感、虚無感)がついたんだと思います。


この傷がついたことによって、「特別な存在でなければ自分は無価値だ。」といった妄想が傷を核として形成し、僕の頭の中を支配するようになりました。

しかもこれら全て無意識下で行われているので余計タチが悪いです。

感情自体も抑圧されているので余計気付きにくいです。

特別な存在→他者を救済(特別なこと)しないと認めてもらえない→メサイアコンプレックス発動!!!



…遊戯王かよ



まあそんなこんなでメサイアコンプレックスはこういった感じで形成されます。


自分の体験談だけですので、一概には言えませんが、私自身の過去を見つめたとき、このコンプレックス、


まあまあデカイです。


なんなら、このコンプレックス10割で自分、生きてたんとちゃうか…


ゆえに、我、中身空っぽの男なり!!!!


ドン!!!!


(自分の中で逆キングダムって読んでます///)

メサイアコンプレックスの治し方


「あーもうRさん、分かった分かった、お前の自分語りももう飽きたし、さっさと治し方教えてツイッタランドに戻ってくれ。」


はい、残念でしたああ!!

今はもうX(エックス)ですぅーー!!!

メサイアコンプレックスビーム!!ビビビビビ!!!



…すみません、取り乱しました。



で。


私を見ていただいたら分かります通り、メサイアコンプレックス、ひいてはコンプレックスというものは、無意識のうちに言動、感情、思考に影響を及ぼしています。


メサイアコンプレックスは他人に施しはしているので、方向を変えたらいいんですよ!


今はその方向が明後日の方向に向いているだけなので!!


これはね…


あなた自身にしか治せないんです。


いや、マジで。
本気本気。


あなたの過去を一本線にするぐらい、自分を深く知る必要があるんです。

そしてコンプレックス自体を認識して、核を取り除いてあげるといいのです。


よく、自分磨き界隈でこの核を取り除く作業を蔑ろにして、「To Doリストを作ってそれをこなして自信をつけろ!」みたいなのがありますが、体に針ぶっ刺したまま、上から包帯をまいているようなものなんです。

いや、まあ確かに効果は大きいですよ!

実際私もこれである程度の自信はつきましたし。

ですが根本的解決にはなっていないと思うのです。


いくら日々のToDoリストをこなしたとはいえ、過去は変えることはできないのでその腐った思考回路が変わることはないんです。


じゃあ、どうやって核を見つけるの?


これがまた難しいです。


私は単純な思考回路だったのでたまたま見つけることができたので、見つける一般方法論を聞かれても、

「わかんない、ごめん🥺」

て答えます。

ってか私も今の今まで気づかなかった未熟の身なんでゆるちて


ただ、私が取った方法は


「部屋を掃除して常にきれいにしておく」

「前頭前野を鍛える(私の場合は数独)」


でした。

何かしらコンプレックスを抱えてる人は一つ一つの行為が雑です。

なので一つ一つ、正していくことが大事になってきます。

その例が「部屋をきれいにする」です。

部屋の乱れは心の乱れ、って言うじゃないですか?

あれ、ガチです。

部屋汚い人は、私と一緒に、危機感持ちましょう。

おそらくこれこそが私がモテない理由です。


前頭前野を鍛える理由は、認知機能を上げてくれるからです。

そうなると、瞑想も私はやっていなかったですけれども、良いかもしれませんね。

まぁその他にも色々やりましたけれども、コンプレックスを意識した上でやるともっと良かったなと、思いましたね。


やっぱコンプ自認、大事よ。うん。


最後に


メサイアコンプレックスについて述べましたが、先ほど

「自分は特別な存在にならなければならない」

「他人より優れていなければならない」


といった思考回路を記述したと思うのですが、自分磨き界隈に住んでいる身として思うのが


いや、この思考回路自体は間違ってなくね?



この思考回路じゃなかったらスティーブ・ジョブズはいませんし、桓騎も六大将軍に任命されず、どこかでのたれ死んでます。(黒羊丘あたり)


キングダム、読みましょう!!


話は戻って


要は何か行動する時、「この行為は誰のためにやるのか。」それを明らかにした上で行動すべきじゃないでしょうか。


まあそれも重要ですけど、もっと重要なのが、


まともな方法で自身の能力を上げる。


マジでこれに尽きる。

そ の た め に

ワイらには「ToDoリスト」があるんです!!!


見せかけの、まやかしの能力なんてすぐにバレるし、雑魚がやることだからな!

見てるか!過去のカンニングした俺!

安心しろ!お前のカルマを俺が帳消しにしてやっからな!

一歩一歩登っていこうぜ。


登った先には、本気で他人の幸せを願える、喜べる人間になるんだからさ。

一緒に登っていこうぜ。


R🔥

追記

コンプレックスを洗いざらい書いた後、絶対に私みたいに何かしらのアウトプットをしてください!

じゃないとほんとに心が潰れます。


これは冗談抜きで私との約束です。

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