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【塾なし大学受験】Part4 この勉強法はやめて

 勉強法が人それぞれでいいというのはその通りですが、一方で明らかに非効率な勉強法も存在します。そして、そうした勉強法を長く続けていると、「こんなに頑張っているのに、全然成績が伸びないんだけど!!」と努力(していると思っている量)と成果が比例しなくなり、モチベーションが低下してしまいます。
今回は、そんなみなさんにはやってほしくない勉強法2選をまとめました。

丸つけの時は赤ペンで答えを写すだけ

 実は、一番よく見かける勉強法です。というか、私の高校ではこれ以外の方法で解き直しをやっている人がほとんどいませんでした。そもそも、丸つけというのは、ただその問題の正解・不正解をチェックするのみならず、「なぜ間違ってしまったのか」「あやふやなところはないか」を確認するためのものです。
それにも関わらず、ただ答えを写すだけでは、自分がなぜ間違えてしまったのか忘れてしまうし、ごく簡単な問題でない限り再び解く時も間違えてしまいます。

数学であれば、間違えた原因が解法の知識不足なのか、計算ミスなのか、記述で足りないところがあったのか、まずはしっかり分析してください。その上で、1度解答解説を閉じて自力で再現できるか確認しましょう。意外と、わかった気になっていただけのことは多いのです。

英語であれば、ミスの原因が知らない単語だったのか、文法の知識の抜けだったのか確認しましょう。必要があれば、該当箇所を抜き出して構文解析を行うのが効果的です。

理科は、基本的にほとんど知識不足だと思うので、教科書のどこに該当する部分を覚えていなかったのかよく確かめてください。

【英語】単語を覚えるときは赤シートで隠して紙に書くだけ

 これもめちゃくちゃ多かったです。私の学校では、高2まで毎週単語テストがありましたが、スペリングに気を取られるあまり、発音を間違えて覚えてしまっている人が多く、それゆえリスニングが苦手な人も多かった気がします。
 そもそも、単語は必ずしも紙に書いて覚える必要はありません。私は、音源を聴きながら何十回も単語を発音するうちに、目で自然と覚えられるようになりました。いずれにせよ、単語を覚えるときは発音を合わせてチェックするのを忘れないでください。

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