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日テレの新プラットフォームで広告が変わる

あらすじ

11月27日、日テレが地上波テレビの広告でリアルタイムでのプログラマティック取引を実現するアドプラットフォームを開発中であることを明かした。
2024年度末からの提供予定とのこと。

主な内容は以下の通り。

1.インプレッションベースの発注
地上波広告とインターネット広告の統合的なバイイングに対応するために「インプレッション」での取引の開始を検討中。

2.地上波×インターネット統合在庫セールス
地上波広告とインターネット広告を組み合わせた「統合在庫」のセールスを開始する。

3.地上波広告におけるオークション型の取引
地上波広告枠を用いたリアルタイムでのオークション取引を目指す。

https://www.advertimes.com/20231127/article441038/?utm_source=advertimes&utm_medium=article&utm_campaign=share-url


独り言

データの取得が容易なWeb広告が力をつけ続けている中で、地上波広告の価値をさらに高めるために日テレが動き出した。

とはいえまだまだ地上波広告は影響力が強い。可処分所得が多い30代以上の視聴率は高いイメージで、特に問屋/バイヤーが間に入り、BtoBtoCになる商材においては、問屋/バイヤーの決裁者がテレビ世代だったりする。

とはいえWeb広告はデータを見れること、金額の調整が容易なこと、ECがあれば購入への導線を直接貼れたりなど、出稿側のメリットが大きい。

TV CMをモニターするようなサービス、システムも出てきているが、Web広告の情報量と比較したときにはまだまだ劣る印象。

Web広告が伸長する中で、牙城を崩される前に連携してしまおう、となったのではないかと思う。
今後の動向が気になるところ。

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