α波とθ波で勉強の質を高めよう!集中力と記憶力を上げる【iq145moreの私もやってます!!】

勉強で思うように集中できない時、どうしたら集中できるのか悩んだことはありませんか?

勉強に集中するために「勉強に最適な脳波にする」方法があります。

勉強に最適な脳波と考えられているのは、ずばりα波やθ波。

脳波の種類
脳波はそれぞれ4種類あります。

周波数によって分けられています。

※周波数とは、1秒間の波形の数のこと。単位はHz(ヘルツ)

・δ波 3.0Hz以下
無意識状態、深い睡眠状態

・θ波 3.0~8.0Hz
深いリラックス状態、眠りかけ、浅い睡眠状態

・α波 8.0~13.0Hz
リラックス状態、集中状態

・β波 13.0Hz以上
緊張状態、目覚めている状態、日常生活

普段の日常生活ではβ波の状態です。

リラックスしているとα波になり、それ以上リラックスして眠りにつくとθ波からδ波に脳波が変わります。

α波状態
α波とは、脳がリラックスしている状態です。

α波の状態になると脳が活性化され、
記憶力・集中力・想像力・自然治癒力などが高まると考えられています。

またα波状態になると、β-エンドルフィンというホルモンが分泌されます。

β-エンドルフィンには次のような効果があります。

1、ストレス軽減 2、脳を活性化させる 3、体の免疫を高める

β-エンドルフィンが分泌されると、
気分が高揚し幸福感が得られるため「心地よい」「集中力が上がった」と感じることができるのです。

θ波状態
θ波とは、α波よりリラックスしている状態です。

眠りに入る前の状態や、作業に没頭している時に発生します。

θ波の状態では、記憶力やひらめき力が高まると考えられています。

θ波は記憶をつかさどる海馬と深く関係しています。

2005年に学術誌「Neuron」で、
脳の海馬にθ波が伝わると記憶形成を担う「海馬新生ニューロン」の分泌が促進されることが発表されました。

また、カリフォルニア大学デイビス校・神経科学センターの新しい研究では、
θ波が増強すると記憶力が向上することが示されました。

以上のことから、α波やθ波は頭を動かす勉強に適した脳波だとされているのです。

α波を発生させるには


α波の状態で勉強すると、記憶力や集中力が高まるため、勉強の質を高めることができそうですよね?

意図的に脳をα波状態にすることはできるのでしょうか?

α波状態を作る簡単な方法をご紹介します。

自然音を聞く
自然音とは、川のせせらぎ、波の音、雨の音などです。

公園などで木々が風に揺れる音や、川のせせらぎを聞くと落ち着きますよね。

しかし実際に自然音を聞きながら勉強するためには、屋外で勉強しなければならなくなります。

公園のベンチに座りながら勉強することもできますが、限度がありますよね。

その際におすすめなのは、Youtubeです。

Youtubeには、波音や雨音など様々な自然音が投稿されています。

自然音以外にも「α波が出る音楽」などで投稿されている音楽もあります。

Youtubeで音楽を流すことは、勉強中ついついスマホを触ってしまうことを防げます。

無料だとバックグラウンドで音楽を流すことはできないため、
Youtubeで音楽を流す以外にスマホを使えなくなるからです。

「この音楽が終わるまでは勉強する」と決めて取り組んでみましょう。

また自然音だけではなく、クラシック音楽、
とりわけモーツァルトの楽曲を聞くとα波とθ波がでやすいと言われています。

ただ注意したいのは、音楽や音からα波やθ波が出ているわけではありません。

あくまでα波は「脳波の状態」です。

脳がリラックスしている状態なので、自分が聞いていて心地よいと感じる音を選びましょう。

単純作業
単純作業は集中力を高めるためのウォーミングアップにおすすめです。

ジグゾーパズルや間違い探しなど、単純作業ですが集中できますよね。

勉強を始める際には、単純な計算問題を解くのがおすすめです。

集中力を高め、計算スピードの向上にも役立ちます。

香り
アロマオイルなどの心地よい香りはリラックス効果をもたらします。

フローラルやハーブ系の香りはリラックス効果が高く、幸福感を与えてくれます。

また柑橘系やハーブ系はスッキリとしていてリフレッシュ効果が高いです。

また中でも、コーヒーの香りにはα波を高める効果があることが分かっています。

全日本コーヒー協会の研究結果で、
特にグァテマラとブルーマウンテンの香りがα波を増やすことが分かりました。

逆にタバコの香りはα波を減少させてしまうといわれています。

カフェなど外で勉強する際には、なるべく喫煙席から離れている場所を選びましょう。


α波を出すには
リラックスして集中力もあり、病気まで防いでくれる。こんなに良いことばかりなら常にα波で脳内を満たしたい!と誰もが思いますよね。α波を生み出すにはいくつかの方法があります。

・アロマオイルの匂い(特に柑橘系)や、アロマオイルを垂らしての入浴 ・エッシェンシャルオイル成分を血管やリンパ管から浸透させるマッサージ ・川や雨音などの水の音 ・ヨガや深い瞑想、深呼吸 ・月明かりや太陽の光を浴びる、鳥のさえずりを聴くなど自然に触れる

どれもこれも想像するだけでリラックスできそうですね。しかし街中で暮らしていたら自然に触れることはそんなに簡単ではありませんし、マッサージをする時間さえなかなか確保できないのが現実。そのためα波をうまく引き出すには、川の流れる音や鳥の鳴き声などの自然の音楽を聴くのが一番手っ取り早いのです。

恐ろしいほど集中できる!リラックス曲の「Weightless」が凄い!

Weightless(無重力)
もの凄く集中できる音楽というのが、Marconi Unionの「Weightless」という曲です。




科学的に最もリラックスできる音楽に選ばれたWeightlessってどんな曲?

音楽好きのみなさん、こんにちは。ASMRや睡眠用BGM、作業用BGMなど、心や体をリラックスさせる為に音楽を探したことはありませんか?実は科学的にリラックス効果が証明された音楽というものが存在するのです。今回は中でも、最もリラックス効果のある音楽「Weight less(無重力)」を紹介します。

科学的に最もリラックスできる音楽はどのようにして決まった?
リラックス効果のある音楽を決めるための実験はイギリスで行われました。イギリスの研究機関マインドラボでは、40人の女性を対象に時間制限を設けパズルを解いてもらいました。想像するだけでも難しいパズルの終わりが近づく時間。考えるだけでもストレスが溜まります。ストレスレベルがたまったところで、事前に集めておいた「リラックスできる」と評価のある曲を1つずつ聴かせて、ストレスレベルの変動を測りました。

その結果「Weight less」は、他の候補曲と比べてストレスレベルが65%も低下。さらに心拍数では平均で35%も低下しました。これは、コーヒーや紅茶を飲むよりもリラックス効果を得られるそうです。


学生さん、受験生さん、資格を狙う方々。

みなさんも一度はリラックスして

「効率の良い学習方法」を探すのも

案外悪くはないかもしれませんね!

それじゃーね!


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