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死の予感



2012年秋。

とある男性Hと
初めて出会った時のこと。

挨拶しようと近づいたら
彼の身体全体を覆う黒い気?!の様なモノが
CGか!!というくらいリアルに立ち込めている。


モアッ~と後ろからユラユラと煙の様な。


遅れましたが、たまに私
オーラなるものが見えてしまう事が
あるんですよね。

また機会ある時に初めてオーラが
見えちゃった時の事を
書こうと思いますので
とりあえず割愛します。


ここらへんの表現が非常に難しいのだけど、
内心で「うああ。。」てなって
初めてこういう黒いオーラを目の当たりにして
思わず後ずさりしてしまいました。。

初めてお会いする人なのに
失礼ながら不謹慎なことに


彼がなぜだか
近い将来に死んでしまう気がしたんですね。。


これから良い関係を作っていこうとする人に
近いと思われる別れがあるとするならば、
自分から関係を繋ぎたいという気持ちが

どうしても当時は持てませんでした。。

人はいつかは必ず『死』ぬことはわかっているけど、早すぎる別れになるのって
頭でどう処理したらいいか
分からなかったんです。
辛いことから逃れたい気持ちの方が強かった。

それならば
当たり障りなく、してしまおう。。
本心はその人には伏せて
なんとなく濁したまま、にしてしまったのです。


だけど、引けば引くほどグイグイくる。。


恋愛ではないのですけどそれに似たような不思議な魂の駆け引き。


なんでそんな付き合い悪いの?って言われてしまうほど私の態度もよそよそしい。

その当時の私は立て続けに
友人を3人亡くしていて
その事をひきづっていたし
とにかく変な胸騒ぎしかしなかった。。



だけど、彼とはうやむやのまま



2016年9月終わりをむかえていました。。

病気で亡くなってしまったようでした。
ふと、彼が気になりSNSを繋げると追悼の投稿が目に入りました。

ふと、気になったきっかけというのが
彼はミュージシャンだったんですが
なぜだか彼のCDの1曲が
頭の中でなり始め、ジャケット画が
思い出みたいに浮かんできたんです。

なんかもうこうなる事は心のどこかにあって


私自身避けていた訳だけど
現実になると動揺して
手が震えました。

彼のことがあってから
後悔もあり、考え方を改めないといけないと
思って、今後そういう胸騒ぎがしたとしても

もっと人生観を酌み交わそうと
決めたんですよね。

私が怪談や怖い話を発信する事もそうですが
もっと人の体験をたくさん聞きたいと思う。
人の想いや、思念は「希望」で共感を生む事が
魂の救済になるかもしれないから。

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