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映画感想『トランスフォーマー/ビースト覚醒』

原題「TRANSFORMERS: RISE OF THE BEASTS」

◆あらすじ◆
1994年のニューヨーク。ブルックリンに暮らす青年ノアは、ひょんなことから謎めいた車に遭遇し、その正体がと“ミラージュ”いう名のオートボットと知り、次第に友情を育んでいく。一方、博物館で古代の像の研究をしていたインターンのエレーナは、気づかぬうちに、あらゆる惑星を食べ尽くしてしまう恐るべき超巨大トランスフォーマー“ユニクロン”を地球に呼び寄せてしまう。やがてユニクロンが送り込んだ先遣隊によって窮地に陥ったオプティマスプライムらオートボットの前に、動物に変形するビーストたちが現れるのだったが…。


⚠️ネタバレしてます。


マイケル・ベイシリーズがトラビス・ナイト監督のスピンオフ『バンブルビー』で一端区切られ、今作では新たなジェネレーションを感じさせる展開になっている。

“ミラージュ”と言う学生風?のオートボットキャラとブルックリン育ちのノアの関係性がとっても受け入れ易い。

ポルシェ君ことミラージュ
ぐータッチ


この2人の出会いのシーン、ノアが車上荒らしでミラージュ扮するポルシェを盗むシーンからミラージュが勝手に街を疾走し警察に追われるシーン位までのサウンドも含めめちゃ好きだった。お約束シーンと言えばそうだけどBEEちゃんの子供っぽい感じとはまた違った若者風な関係性になっていくのが楽しかったな。


・・・・と言うかぁ・・・

作数が進むに連れ盛りに盛られてチャーシュー&ニンニク増し増し状態で慌ただしさ全開だったマイケル・ベイ作品をリセットし「まぁ、なんてスッキリ!」な気分で非常に観易くて純粋に楽しかったんだよね。

ちゃんとオートボットの話として展開してくれているのも良い。
異種共存の本質と言うかシンプルさが活きてるって思ったわ。



でも戦闘シーンのスピード感と迫力は満足だしペルーっつー設定も新鮮。

あの自然が破壊されるのはちょっと切なかったけどその背景に描かれるマクシマルとネイティヴの人達との信頼関係や歴史は興味深かった。古代文明や遺跡など、どこか神秘的なペルーと言う土地にマクシマル達の故郷への思慕と言うかそう言うの感じられてちょっと切なさもあったな。


結局オートボットは自分たちの惑星サイバトロンに帰れない結果になっちゃったけどやはりここは共存と言うテーマを描いていく為に我慢してもらいましょう。

と言うかぁ~~~(2回目)

BEEちゃんファンとしては「エネルゴンだ」のセリフに「来た~~~~!!!!」ってなったよ!ww

もう復活BEEちゃんがLL Cool J の「Mama Said Knock You Out」に乗せてガンガン撃ちまくるのめちゃ爽快極まりなき!!
こっちもノリノリで拝見いたしましたよ!
ヾ(≧▽≦)ノ


これはまたシリーズ化なのかな?

ノア役のアンソニー・ラモスは『イン・ザ・ハイツ』が凄く良かったから記憶に残ってて今作でも人情味のある青年を好演してたし、彼とコンビ的に登場するエレナを演じたドミニク・フィッシュバックも個性的な可愛さがあったな。彼女『ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償』に出てたんだね。これ観たかったけど見逃したから彼女はお初だと思う。覚えとこっと!



ちょっと展開が大きく広がっていきそうなんで次回作も期待しちゃうぅ。

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