映画感想『極主夫道 ザ・シネマ』
コミック既読。
ドラマの延長なので原作コミックとは別の設定。
地上げ目的の新興ヤクザが火竜町に引っ越して来た時点で抗争ありきの匂いプンプンww 。
イタリアマフィアかぶれの吉田鋼太郎演じるKプランニング社長・近藤がひと騒ぎぶちまけてくれる。
で、そこの社員で社長の右腕?的な位置にいる山本を猪塚健太がなかなかイイ味で演じててこの二人の遣り取りは結構楽しめた。鋼太郎はもちろん演じ慣れてる感ある役どころなので安心して観てられるからね。そこに山本の若干中性っぽいキャラがケミストリー度UP!
まぁ、演出上確かにドラマよりスケールアップさせなくちゃって意気込みは解るがちょっとやり過ぎ感もあったかな?
それをどう取るかでこの映画の楽しめ度が変わる。
祭りじゃねーか!
ハチャメチャ上等!!
って思えるなら素直に爆笑だよ。
"わいやーあくしょん"までご本人が演じたカーアクションあり、勿論武闘的なアクションもありでちゃんとコメディ以外の部分でも魅せてくれるからね。
あ、でもちゃんとアクションの中にも笑い要素できっちりオトシマエ?付けてくれてるからご安心あれ。
特に本線から外れた武器商人役のクッキーや天雀会3人が登場するコントターンはマジ声が抑えられないくらい笑った。これは見物だわ。
あと女性軍がすんごく頑張ってたなぁ。
声が苦手で"個性"の無い役の時は避けたい松本まりかがこの役(虎の妹・虎春)はなんだか馴染んでた。そう言えば先日も何かのちょっと変わった役で「合ってる!」って思ったんだよな。
この子、特殊な設定の役がイイと思う。ただの女よりさ。
あと、安達祐実が非常にヨロシカッタ。
あ~見えてもう40代だからね凄み出せるんだなぁ・・・なんて、と言うかあの風貌で凄むから面白いんだよね。今回キャスティング良かったんちゃう?!
火竜町の面々は相変わらずのお茶目さ発揮してくれてるから安定のズッコケぶりなんだけどMEGUMIが美魔女だの美ボディだのを振りかざすのが結構【昔取った杵柄】的要素あって好きだった。
さすがに騎馬戦からのドラゴンボール的空中激闘シーンは如何かな?とも思わなくもないがまぁ映画化で張り切って参りましたな姿勢を考慮いたしましょう。(←偉そうww)
警官コンビもアホ合戦に完全参加で天雀会3人には負けないゾ的スタンスと見て良いかと・・・。
タツキ君が最後に強烈な「あぁ勘違い」やってくれちゃってるからね、これはもう百叩きじゃすまないぞぉ~~ww。
総じて楽しかったんですけどね・・・・
ただ一つ藤田朋子・・・要らない。
むしろ邪魔。
このキャスティングって何か裏があるの?だって彼女使う意味が理解不能だよ!
そこだけ切り取ってくれてたら個人的にはもっと楽しめたのになぁ・・・。
なんなの? コイツ、要る?↙️↙️
でも龍も虎もごっつ身体作ってて墨が映えてたしマジな美ボディ拝ませて貰ったから満足満足❤(結局其処か~~い!)
2022/06/13
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