見出し画像

映画感想『ゴジラ-1.0』

英題「GODZILLA MINUS ONE」

◆あらすじ◆
舞台は戦後の日本。戦争によって焦土と化し、なにもかもを失い文字通り「無(ゼロ)」になったこの国に、追い打ちをかけるように突如ゴジラが出現する。ゴジラはその圧倒的な力で日本を「負(マイナス)」へと叩き落とす。戦争を生き延びた名もなき人々は、ゴジラに対して生きて抗う術を探っていく。


【THE山崎貴版ゴジラ】だった。

ドラマ性重視の王道ストーリー。
ド直球で捻りなどは一切皆無だ。
ゴジラ70周年だから戦後と言うシチュエイションも納得。

直球王道過ぎて特別書きたいと思う事もほぼ無い。

ゴジラの咆哮と放射能と人間のネバーギブアップが余す事無く描かれてる。
恐らく涙する場面も用意されてた(と思う)。
ある程度の年齢だとグッとくる演出は割と含まれてるんじゃないかな?

深読みすれば唯一の被爆国で在りながら方向を誤りつつあるお国への警告にも思える。
ゴジラ自体が災害、原発事故の意味合いも含む・・・みたいな所もありつつ。

が、個人的には特別ココロをゆっさゆっさ揺さぶられたわけではない。
若い層が観たらどんな反応なのかは気になるところだ。

個人的にはあの乗組員全員の敬礼とか結構冷めた。

あと、ゴジラに破壊された銀座で電車が襲われ浜辺ちゃん演じる大石典子が宙づりになるシーンはトム・クルーズへのオマージュだよね?パクリじゃないよね?オマージュだよね?ww・・・「えっ?でもここで?」みたいなね。


ただ!
真正面から海面を泳いでくるゴジラちゃんのお顏のフォルムが可愛いったら無いのっ!

丸っこいんだからぁ


もう嬉しくなっちゃってこのゴジラ好きってなった。
身体プクプクなるのとか細胞再生装置完備かよっ!!って思わずツッコンだもんね。
カシャンカシャンって背びれ突き出るのも悪くないけどだいぶゆっくり見せるよね。
焦らしプレイかっ!ww

そうそう、佐々木蔵之介筆頭に全体的に芝居がクサい中、やっぱ青木崇高はイイね。
大好きだ。

そして山田裕貴は何の役をやってもカワイイねぇ。
あの本多忠勝でさえ可愛く見えちゃうんだからね、或る意味魅力だわン( ́•ૢ⌔•ૢ ̀)


神木・浜辺コンビはもうこのまま結婚しちゃいなさい!なくらいハマってる。


あとは・・・
エンドクレジットの最後のサウンド演出は嫌いじゃないが監督の自己満さもやや感じるかな。
次の『ゴジラ』への架け橋的な?

でも、ジワジワこの監督とは相性あんまり良くないって思ってはいる。
『ALWAYS 三丁目の夕日』とか苦手。

こっちがひねくれ過ぎてて拒否反応出るのかもね~(~_~メ)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?