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映画感想『ミステリと言う勿れ』

◆あらすじ◆
カレーをこよなく愛する天然パーマの大学生・久能整は、たまたま訪れていた広島で、犬堂我路の知り合いだという女子高生・狩集汐路に、ある依頼を持ち掛けられる。それは、狩集家の莫大な遺産を巡る相続争いに協力してほしいというものだった。亡くなった当主の遺言では、相続候補である汐路を含む4人の孫のうち、与えられたお題を解いた1人だけがすべての遺産を相続するとされていた。こうして、いつの間にか汐路が挑む謎解きを手伝うハメになった整。しかし狩集家は、相続争いのたびに何人も死人が出るという曰く付きの一族だったのだが…。


原作未読。

よく出来てたなぁ。
ロケ地のスケールも雰囲気も映画然としていてTVシリーズも面白かったけど映画もまた凄く楽しめた。

相変わらず整君の口から吐き出される言葉たちは心にズシンと来るし今回も立って拍手したくなる場面があったなぁ。

名台詞「おじさん達が作った言葉」・・・これな!
女性の地位がめちゃくちゃ低かった時代に男が作り出した女性蔑視の慣用句が未だに横行してる世代がある。地方なら尚更なのかもしれない。
家事を仕事と思わない男が多過ぎるって事にも整君は言及してる。
「仕事が大変だ」???
子供を産んで育児して家事全般こなして尚且つパートだ?って人の前で言うな!どんだけスーパーマンなんだよ!!って思うよ。
知り合いが言ってた、もし「養ってやってるなんて思うんだったら家政婦と乳母を雇って家事も育児も一切やらなくていい様にして」と。それが出来なければ対等だ。

本題に戻るが・・・

犯人捜しっていう部分を重視するなら早めの段階でなんとな~~く解っちまうんだが『ミステリと言う勿れ』ですから!
そんな事はどうでもイインデスヨ!
整語録を拝聴する為に観るんですから!

&若手の役者がなかなか自然で良かったと思ったわけで・・・
特に汐路を演じた原菜乃華がかなり頑張ってたな。

それと、広島弁よかったわぁ(๑˙❥˙๑)

しっかし『狩集(かりあつまり)』って苗字、すっごいカッコイイww
まぁ一族の曰くは要らんけどな。

🎵何が出るかな?何が出るかな?


それらを踏まえて今作品の教訓を言えばですね・・・・

古い慣習に縛られる事は或る意味【洗脳】だ。
洗脳されてしまってからでは悪習は絶てない。
洗脳する方は抑圧やコントロールで対象の視野を狭めようとしてくるからね。それに順従しちゃダメ!
それは小さなコミュニティだけの話では無く大きな括りで言えば国の政にも通ずる。
広い視野で物事を見聞きしないととんでもない事になると言う教訓だ。
こう言うの観ると正直財産なんて無くて良かったと思うがね。

馬鹿げた話だよ、全く。

と、いう事です。

てか、この映画TVドラマ復活のフラグ?



てか、てか、犯人完全に脳味噌飛び散ってたよな!
そういう役似合い過ぎるわww

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