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『泥棒役者』
◆あらすじの
真面目な性格の持ち主でありながら元泥棒の男性は、昔の仲間に脅され、ある豪邸に盗みに入る。ところが、家主や来訪者と鉢合わせしてしまう。運良く人違いされた彼は、その場を凌ぐため、それぞれの人物を必死で演じる羽目になる。
元々は舞台劇と言う事で映画ではあるが設定が舞台風味で巧く作ってる。
そこへ市村正親氏が起用されてるもんだから舞台色に拍車がかかる。
でもその設定が奏功して展開のスピードや小気味の良さが心地良い。
それぞれの登場人物が背負ってる状況を展開の中に自然に嵌め込んでるのもGOOD!だからクドイ説明なしに彼らに感情移入できるのが楽しくなってくる。
だからラストのハートウォーミングさも素直に受け入れられた。
日本映画もまだまだ頑張るにゃあ〜!絵本『タマとミキ』欲しくなった。
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