「チネイザンとは中国で発祥したお腹に触れる施術で…」と定義の話をしたところで、聞いたこともない人には何のこっちゃ想像もつかないですよね。
けれども「何に効くの?」と聞かれてもパッと答えづらい。
なぜならチネイザンの効果は、分かりやすいものもあるけれど、本当に大事な効果は地味というか滋味というか・・・じわじわ味わう感じで、おそらく他のマッサージや施術に比べるとわかりづらい(と思う)から。
でも確実に良いのです。
それは私のホームページでうまく表現できた、と思っているけれど、具体的な話をするために、私が日本チネイザン協会のプラクティショナー養成コースを受講していた時の卒業試験で提出したエッセイを載せようと思います。施術を受けてみようか迷っている方への、少しのヒントになりますように。
エッセイの課題は 2年後のチネイザンと私 でした。
以上です。エッセイとして文章の拙い部分は容赦くださいね。
養成コース初日の、戦闘態勢だった自分の気持ちを今でも覚えています。一番にならなきゃって。論理的に、効率的に、向上しなきゃって。
でも直後の自己紹介の時点で、周りの「素」な有り様に拍子抜けした。その衝撃の方が、もっとよく覚えている。どうしてこんなに「素」で、それでいて素敵なんだろう。みんなの自己紹介を聞いただけで泣きそうになった。
そして私も、だんだん「素」に戻れたと思います。
もちろん、チネイザンを受ければ、物理的な変化が分かりやすく現れることもあります。
私自身、寝る前に自分のお腹を触った翌朝はスルッと出るし、人の施術を受けるときは毎回スッコーーンと寝てしまう。寝るために受けているとも言えるほど。なので、ひたすらリラックスしに来ても、もちろんいい。
好きな理由で、気楽に受けに来てほしいな。
そして、もちろん私の施術を受けにきてくださったら嬉しいけれど、
チネイザンを施す人はみんな素晴らしいから、
いろんなプラクティショナーの施術を体験してほしいな。
と願っています。
施す側としては、手順に沿って施術するだけではなく、技、哲学、思想を深める努力をしていくことが大事だと、ひしひし感じます。
私が自然体になる過程でも、周囲の哲学に触れていったことが大きかったから。みんな、私に優しく問いかけてくれてたから。
そんな感じです。チネイザンって。
ほがらかになりたい時があったら、よろしければ、お腹に触れさせてください。
ホームページできました。
https://www.da-sein.jp/