【感想】孤独くんを見つけた『人のセックスを笑うな』
私は、ふとしたときに、孤独な気持ちで体がしびれそうになるときがある。
友人との会話を楽しんでいるとき。
家でひとりのとき。
実家の家族と談笑している最中。
朝、目覚めたとき。
主人となんでもない会話で笑ったあと。
どんな時でも突然、心臓のあたりで「ヒュッ」と鳴る。
心臓に氷水をかけられたみたいに。
一瞬、もしくはしばらく、さみしい、さみしい気持ちにさいなまれる。
初めてこの気持ちになったのはのは大学時代。渋谷の交差点あたりでどうしようもなく寂しくなり、困った。
当時は