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給食とカジノと退職代行。

大阪で小学校の給食が貧弱過ぎると、SNSで話題になっています。物価高の影響で「小さい唐揚げ3粒」「シュウマイ1個」の写真は、「食べ残した跡か?」と勘違いするくらい酷いです。

大阪は維新の会が政権を担ってから迷走が続いています。病院施設を次々に閉鎖し、カジノを作るのに大阪万博を利用したものの、ゴミ捨て場をムリヤリ会場にしたお陰で、メタンガスの爆発事故が発生。「安全じゃないので子供達を万博に招待しないで」と言われる始末。

「子供は宝」じゃなかったんですかね?ウクライナの武器費用の肩代わりなんて下らない事に9兆円も使う前に、子供達の給食くらいお腹一杯食べさせてあげて欲しいものです。

ロシアの凍結資産をウクライナの武器購入費用に使えるように、基金を作る事を米国が発表しました。相変わらず国際法なんてお構い無しで強引な国です。日本も欧州もこの方針に賛同。

こうした欧米人の好戦的な性格に、平和主義者として辟易してしまいます。そもそもロシアとの約束を破ってNATO拡大をしたのは米国と仏独です。ロシアを挑発しておいて、ロシアが戦争に踏み切ったら「プーチンは悪魔だ!」と連呼しています。

日本人と欧米人では、モノの考え方が真逆です。例えば姥捨山とグリム童話の『ヘンデルとグレーテル』を比べると明らかです。

食べる物が無くて「口減らし」が必要になった時に、姥捨山では年寄りを山に捨てて子供達を生かします。
一方のグリム童話では、両親が生き残る為に子供達を捨てます。

例えばレディファーストと「三歩下がれ」。勘違いしている人が多いのですが、女性を先に部屋に入れるのは、暗殺者がいないかを確かめる為です。
「三歩下がれ」は、暴漢に襲われたら刀を抜いて凪払う。その時に怪我をしない為に、少し離れていなさいと言う意味です。

太平洋戦争の時にルーズベルト大統領は「日本人の脳は我々より2千年遅れている」と本気で信じる差別主義者でした。真珠湾攻撃の一報を聞いて、「日本人に戦闘機が操縦出来る訳が無い。ドイツ兵が手を貸したに違いない」と言いました。

残念ながら、思想的には日本人の方が遥かに優れています。
もっとも、日本人にも欧米人に近い考え方の若者が増えています。

退職代行はその象徴で、退職を言い出し難いから、他人に退職を告げてもらうサービスです。ある朝突然「◯◯は退職します」と電話が来て、会社は困惑します。引き継ぎも何も無しで居なくなってしまうので、大混乱に陥ります。

けれど、辞める本人にとっては「そんなの知ったこっちゃ無い」です。それは定時になった瞬間に一斉に会社を出る欧米人の思考と同じです。「残業なんてする訳無いでしょ」な訳です。上司から会社帰りに飲みに誘われると、「行くのは構いませんが、残業代は出ますか?」と質問する。

時代と共にスマホやAI技術はどんどん進化して便利になります。それに反比例する様に、人の心は離れて行く。

昭和生まれの僕は、「人間って面白いな~」とニコニコしながら、最近の世の中を眺めています。


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