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島原の乱と岸田政権。

島原の乱は江戸時代に起こった最大の反乱です。幕府に与えた衝撃は大きく、3万人以上の反乱軍を制圧するのに1カ月以上掛かりました。

この乱の原因は島原藩を治めていた松倉重政と後を継いだ松倉勝家が無茶苦茶な重税を強いていたからです。島原城を建てる為に二倍の税金を取り、葬式で穴を掘れば税金を取り、色々な名目で税金を巻き上げました。その結果民衆の怒りが爆発。鎮圧軍の大将松倉勝家は戦死し、松平信綱が九州へ行きようやく鎮圧しました。

知恵伊豆と呼ばれた松平信綱。明歴の大火で江戸城が炎上した際には的確な救護策で人々を護り、江戸城天守閣の再建も「民衆の負担になるから」と行いませんでした。見栄っぱりで無能だった松倉重政・勝家とは大違いです。

さて、何故島原の乱の話題をしたかと言うと、最近の自民党政権が色々な名目で重税を強いているからです。政府にしろ官僚にしろ、本当に民衆の為に政治をしているなら、逆に減税します。「異次元の少子化対策」なんて中身スカスカの政策はしません。徳川家康が心掛けた「貞観の治」とはかけ離れた政治です。

首相になる事が目標だったから、ビジョンが無い。自分の言葉で語らず原稿を棒読みする。そして息子を秘書にして、無能っぷりを晒す。首相の甥は階段で寝そべって写真に写りましたが、岸田一族がどんな教育をしているか一発で解ります。もし一族の記念写真で寝そべるアホがいたら、僕なら踏みつけます。

その昔、教育係だった乃木希典が昭和天皇に「継ぎはぎの服を着るのは恥では無い」と教え、昭和天皇が服に穴が空くと修繕し、ボロボロのスリッパを履かれていたのとは大違いです。僕も自転車や靴を修理しながら使っていますが、それは亡き両親の教えです。

人にはそれぞれ器があります。不相応な立場になって水を注いでも、小さい器では溢れてしまいます。

税収が過去最大になりましたが、政府も官僚もそれを「恥」だと思うべきです。何故なら、自分達がやっている事は松倉家と同じだから。

日本人が大人しいからと図に乗って増税を繰り返していますが、民衆を愚弄するのもいい加減にした方が良いと思いますよ。

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