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実習助手の歴史②
今回も実習助手の変遷を追ってみました。東京都の事例から「理科」の実習助手について考えてみたいと思います。
昭和43年4月1日 ▼理科助手として、【業務員】を配置する
昭和46年4月1日 ▼【実習助手】を設置、業務員を実習助手に切替
昭和48年10月1日 ▼業務員を事務職(学校事務?)に(希望制?)
昭和50年4月1日 ▼実習助手への切替が完了
理科の実験・実習を支援するため、最初に私費による職員が雇入されたのが「業務員」でした。その後、昭和49年に学校教育法が改正され、実習助手に職名が変わっていきます。
ただし、他の職業系学科とは元々の経緯が違うためか、理科の実習助手には実習免許の規定がありません。そのため、各自治体による様々な取り組みがあって、いわゆる「2級ワタリ」を実現させている場合もありますが、一方でそのような取り組みのない自治体では、一定の経年に達すると大幅な昇級の見込みがなくなることがあります。
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