ス〇〇スは健康的な勃起の大敵！－ED視点でのス〇〇ス軽減テクニック－

初夏の木々の彩りが大好きなSです。
これまでの様々な記事で「EDの原因」に触れてきました。
その中に必ず登場する「ストレス」。
前回に引き続き、現代社会で避けては通れないストレスとEDについて考察していきます。

性的な健康に加えて心臓血管にもストレスは甚大な悪影響

様々な医学研究によって、勃起不全と心臓血管の健康には関連があることは以前から明確になっています。ポイントは、EDは心臓の問題の発生よりも何年も前に症状として表れる、、、ということです。さらに、慢性的なストレスは心臓、動脈、血管に大きなダメージを与える可能性があるのです。
慢性的なストレスは心臓病の発症につながり、既に動脈硬化性のプラーク（動脈の内側にできる粥状の隆起）が大量にできてしまっている人の場合、病気の悪化を引き起こす可能性があります。動脈にプラークができると血流が阻害され、心臓発作や脳卒中の危険因子となってしまうのです。
研究者たちは、慢性的なストレスは、高血圧、糖尿病、肥満と同じくらいの心臓血管疾患の危険因子であることを明確にしました。ストレスが心臓血管系に影響を及ぼしている場合、勃起機能にも影響を及ぼしている可能性は極めて高いです。EDには血流悪化は代表的な大敵なのです。＜https://note.com/reboqi/n/n7029eb794722：記事1「知っておきたいEDの知識　EDとは？？？」＞

慢性的なストレスが勃起不全（ED）を惹き起こしているサイン

勃起不全に悩まされていて、ストレスが原因かも？と疑っている場合は、注意すべき兆候がいくつかあります。
例えば、最近、失業、引っ越し、人間関係、家族の大病、経済的な問題、その他ストレスを感じるような出来事など、非常にストレスの多い出来事が起こりませんでしたたか？このような出来事のあった際に性機能に問題が生じた場合は、ストレスが原因である可能性が高いです。
更に悪いことに、勃起不全自体がストレスや不安を惹き起こして、それがさらにEDを悪化させていく、、、といった、悪循環（負のスパイラル）を惹き起こす可能性があるのです。

ストレスが原因の勃起不全に対するストレス軽減テクニック

大きなストレスや不安が性機能障害の原因になっている場合は、心理的要因に対処するための代替療法に取り組むことで軽減が期待出来ます。これらはリラックスするのに役立ち、性的な健康状態を改善します。ストレスに対する自然な取り組みはＥＤ治療としても役立つものなのです。

・瞑想
マインドフルネス瞑想は、ストレスや不安障害からくるＥＤに効果が期待できます。科学的な研究によると、瞑想は心理的ストレスの悪影響を一定程度改善することが示されました。
さらに、別の研究では、マインドフルネス瞑想がＥＤの軽減に役立つ可能性が分かりました。

・ヨガ
ヨガは、大きなストレスに対処できる人気のある方法です。研究によると、ヨガには、心を落ち着かせる効果があることが分かっています。EDの犯人の一角を占めるコルチゾールを、ヨガによって低減させたという医学研究のレビューもあります。この研究では血圧や心拍数などのいくつかのストレス指標を低下させたこともわかりました。＜https://note.com/reboqi/n/n068700c130d1：医師コンテンツ－８（コルチゾールの箇所）＞

・深呼吸
深呼吸には、ストレスや不安を軽減し、気分をよくするといった鎮静効果があります。また、ここでもコルチゾールと心拍数を下げることも確認されています。

・良質な睡眠
十分な睡眠がとれないとストレスの多い状況に対処することが難しくなります。寝不足ではストレスに負けちゃいますよね。
睡眠の質を高める研究では、例えば、ラベンダーやその他のエッセンシャルオイルを使用したアロマセラピーは、ストレスを和らげ、睡眠の質を改善できることが示されています。

・エクササイズ
運動は気持ちを落ち着かせ、リラックスするために最適な方法です。運動は、ストレス関連の障害や不安障害のある方の気持ちを良化させることが分かっています。
さらに、運動は勃起力も改善させます。特に中程度から少し激しい強度の有酸素運動は効果的です。ただし、就寝間近は避けましょう。（眠れなくなってしまいます、、、）

・パートナーとのコミュニケーション
EDが人間関係のストレスに関係している場合は、パートナーと心を開いたコミュニケーションをとることによる効果はとても大きいです。二人でストレスの原因解決に取り組むことは、肉体的な親密さの向上にもつながります。

・アルコールを減らす
ストレスを感じるとアルコールに頼りたくなる人もいるでしょう。過度のアルコール摂取はストレスの根本的な原因を解決せず、勃起不全を惹き起こす可能性もあり、事態を悪化させるだけです。
前述の様々なストレス軽減テクニックを使って、自分に合った健康的な方法を見つけましょう。

二つの記事にわたってストレスとEDに関して、様々な視点で記してみました。
かくいう私もストレスフリーな日々は程遠いです、、、
でも、今回ご紹介した対処法のいくつかを行っており、それは習慣化しています。
皆さんも、大変多忙でストレスフルな日々かと思いますが、本記事がお役に立てば嬉しい限りです！