見出し画像

前屈でハムストリングの肉離れは回避できる

「前屈革命」を起こしたい。
 そのためには、前屈をすると良いところを上げていこうと思います。

陸上選手、100Mハードルが専門だった現役時代。
スポーツ選手の中でも、股関節の柔軟性が必要とされる種目だったため
股関節の柔軟 = 開脚 という単純な発想で
開脚は股割りのように無理やり 開いた記憶がある。

しかし、前屈に関しては、一般的には柔らかい方だったとは思うが
ヨガを実践してから振り返ると、前屈革命的には前屈ではなかった。

違いは「ハムストリング」の可動域。
短距離選手のハムストリングの肉離れは、速いスピードが出てる勲章のようなものと勘違いしていた。


 中でもハードルはリード脚と呼ばれる、最初に跨ぐ足は前に蹴り出し身体をたたみ、まさに前屈のような体勢をとります。
ハムストリングを使う強度は高く、ハードルの練習をした次の日は、筋肉痛とハリが残るのが、ハードラーとして当たり前だと認識していました。
 
 2004年、陸上選手を引退して 半年後始めたヨガで前屈の本質を理解し、実践を続けていた中、2017年マスターズに出場した。1年前から少しずつ練習を開始し、ハードルの練習も再開した。

実に13年近くハードルは飛んでいない中、練習してハムストリングのハリを覚悟して迎えた翌日。。。

ないのです。

筋肉痛は2日後か? いやこない。
スピードが遅くなってるから?
いや、動画で確認してもなかなかのキレです。笑

その後、どんなにスピードを上げてもこない、
あのハムストリングのハリ。
前屈の効果としか答えようがない。

 そもそも前屈の定義は 「身体の後側が伸びるポーズ」なのです。
そのためには骨盤が前傾しなければ、ハムストリングは伸ばされません。
 骨盤が後継したままの前屈は、単に腰が曲がった状態であり、
大臀筋もハムストリングも筋肉は背骨には無数の神経が通っています。

 背骨を曲げる行為は神経を圧迫しかねません。

骨盤の前傾前傾と訴えていますが、
ここで勘違いしていけないのが骨盤は前傾させればいいのではなく、
前に、後ろにと動かすことが大事です。
そしてニュートラル状態を保てること。

前屈革命の目的はあくまでも「身体を動かせること」なのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?