【男性が育休をとっても、家でできることはないんじゃないの?②】
前回の続きです。
早起きして午前中は妻を寝かせる、という習慣がオペレーション化してくると、
自分のできることも少しづつ増えてきます。
搾乳していたミルクを温めて赤ちゃんにあげたり、
おむつを変えたり、
洗濯をしたり、
おふろに赤ちゃんを入れてあげたり、
簡単な朝ごはんを作ったり。
新生児はとってもちっちゃいので、
台所のシンクの中に、赤ちゃん用のお風呂をはめ込んでお湯をためれば、
一人でもお風呂に入れて上げることができました。
そのうち、お風呂を入れ終わって、洗濯が終わって
ちょうどいいくらいの時間に妻がむくっと起きてきて、
母乳をあげます。
それが終わったら簡単なごはんを作って食べる、
というようなサイクルを回せるようになってきました。
とても興味深いデータがあるのでご紹介します。
東レ経営研修所の渥美由喜さんが示す、「女性の愛情曲線」では、
子供が巣立った後、女性の愛情が下がったまま愛情のない夫婦になるのか、
愛情が徐々に回復して愛のある夫婦になるかは、出産直後の夫の振る舞いによるそうです。
www1.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo
女性の愛情は、出産すると夫から子供に一気に切り替わります。
ほぼ全ての愛情が夫から子供に行きます。
そして、家事をしない育児をしないパパ
つまり子供を一緒に守ってくれない人と判断されると、
一生その人を味方と思わず、愛情も夫に戻らないそうです。
一方で、乳幼児期に一緒に子育てをしたパパに対しては、
その人を本能的に味方と思うそうで、
子供が大きくなるにつれて夫への愛情も徐々に戻っていきます。
子供は大きくなれば巣立って行きます。
しかし夫婦は子供が巣立った後もずっと一緒に過ごしていきます。
その死ぬまで一緒に住むパートナーと、
仲良く暮らすのか仲良く暮らさないのかはとっても重要なことと思うんです。
子供が巣立った後、愛情を示されないパートナーとずっと過ごすなんてとても辛いですよね。
このデータを知ったとき、
とても仲良いのは良かったが夫婦が、子供が生まれた後に奥さんが旦那さんをすごくむげにする夫婦を見て
なんでなんだろうと思っていましたが
とても納得がいきました。
長い人生の中でパートナーとずっと仲良く過ごしていくのはとても大切なことです。
そのために子供が生まれた時をどう過ごすかと言うのは
夫婦で一生仲良く過ごすためにとても重要な時期と言う事なんですね。
人生100年時代。
その中のたった1年位をお仕事よりも育児を優先するっていうことが長い夫婦生活の中でとても重要なことなんだと思います。
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