【育休をとってよかったこと④】

前回の続きで、今回は仕事面のメリットです。

職場で仕事をしていないのですが、
家で家事と育児いう仕事をしています。

人生でうまくいく原則の一つに、コントロールできることに集中する
というのがありますが、
赤ちゃんはコントロールできない予想外のことばかり。
ですので、コントロールできないことを、イライラせずにこなしていく、という器量の大きさを広げることができる気がします。
仕事場では、思い通りにいかないとイライラしている人を多く見かけますが、
それを改善するトレーニングにもなるのかな、と思います。

また、マルチタスク思考も身につける訓練になります。
マルチタスク思考というのは、
1つのことをやりながら、同時並行でもう1つのことやること。
洗濯しながら、掃除機をかける、ようなことです。
女性は、この同時並行で仕事をこなすことに長けていると言われますが、
男性は同時並行は苦手、一つに集中して仕事をこなすことの方が得意です。

これは、普段から家事をやっている女性だから仕事にもそれが生きているんだな、と思えます。

また、一旦職場から離れるわけですから、
自分の人生について振り返ったり、将来に向けてどういう準備をしたらいいのか、
とゆっくり考えることができます。

正直、もっと時間に余裕があって、もっと好きな本を読んだりできるのかな、と思っていましたが、子供が生まれて半年くらいはバッタバタでそんな暇はありません。
半年たって、少し慣れてきて自分の時間を子供が寝た後に確保できるようになる、という感じです。
しかし、学校を卒業してずーっとがむしゃらに働いてきた働き者父さんにとって、
職場外でじっくりと自分の人生について考える時間を持てるのはとってもメリットだと思います。
職場から離れているからこそ、客観的な視点で物事を考えることができるんだと思います。
働いていると、そんな時間はなかなか確保できないですからね。

これらのことは、仕事に復帰した時に、必ずよい結果につながる能力開発なんじゃないか、と思います。

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