【対談】zenschool×Management3.0
序章:和海庵での対話の始まり
おはようございます。今日は和海庵という場所で、ステファンさんとカッシーさん、そして私、三木が集まりました。この家は私の自宅であり、豊かな世界を作るための場所として建てられました。16年前に建てられたこの家は、様々な人が集まり、交流する場となっています。今日は、AIとマインドフルネスについて話し合います。
チェックイン:今日の気持ち
ステファンさん
「今日は台風の後で天気が良く、睡眠もよく取れて穏やかな感じです。朝はヨガをしてリラックスしました。」
カッシーさん
「名古屋から移動してきて、穏やかな季節を感じています。5月の晴れた日にこんな素敵な場所に招待されて、本当に嬉しいです。」
三木
「仕事とは別に、ZEN2.0という今年の10月に行われるマインドフルネスの国際カンファレンスの準備をしています。登壇者のスケジュール調整をしていて、面白い登壇者が揃ってきました。今年も甲子園のような感覚で挑んでいます。」
ニューワークスの活動紹介
ステファンさん
「私はドイツ人で、IT企業で働いていました。日本に来てから、企業のコミュニケーションの問題を解決するために、アジャイルとマネジメント3.0を導入しました。2016年にニューワークスという会社を設立し、マネジメント3.0のファシリテーターとして活動しています。」
マネジメント3.0の導入
ステファンさん
「マネジメント3.0は、トップダウンのマイクロマネジメントではなく、全員がマネジメントできる新しい方法です。私たちは、日本でこの方法を広め、ワークショップを通じて多くの企業に導入しました。これまでに約300のワークショップを開催し、約2000人にマネジメント3.0を教えました。」
enmonoとzenschoolの始まり
三木
「私は2009年にリーマンショックを経験し、メンタルダウンしました。座禅を通じて心を回復させ、新しいビジネスアイデアが浮かび、enmonoという会社を設立しました。この会社は、3Dプリンターやレーザーカッターを使って、アイデアを形にする人々を支援することを目的としています。」
瞑想の効果と新しいアイデア
三木
「瞑想を取り入れたワークショップで、多くの新しいアイデアが生まれました。卒業生の中には、空飛ぶ車を作る会社や、世界的なマインドフルネスのワークショップを提供する人々がいます。瞑想を通じて新しいものを生み出す力は非常に強力です。」
AIと共存する時代
三木
「最近のニュースでは、AIが証券アナリストよりも高いパフォーマンスを発揮することが報告されました。これからのビジネスパーソンは、AIとどのように共存していくべきかを考える必要があります。ステファンさんの考えでは、AIは知識の補完として使うべきであり、対話や新しい領域を探るのは人間の役割です。」
ステファンさん
「AIは、ワークショップや組織開発の分野でも重要な役割を果たすでしょう。しかし、ファシリテーションや深い洞察を引き出す役割は、人間が担うべきです。AIは知識の補完として使い、対話を通じて新しい発見をすることが大切です。」
マネジメント3.0とAIの活用
三木
「マネジメント3.0は、複雑な時代に適応するための方法を教えるゲームです。AIを使って生産性を上げ、浮いた時間で対話を深めることが重要です。私たちのアプローチと非常に近いものがあります。」
ステファンさん
「マネジメント3.0は、週休3日の働き方を実現するためのトレーニングでもあります。知識ベースのトレーニングではなく、ゲームを通じて体感し、明日から使えるものを学びます。AIの時代においても、このアプローチは有効です。」
生き甲斐の重要性
三木
「生き甲斐という概念は、AIの時代においてますます重要になります。個人のライフパーパスや企業のパーパスを持つことが、AIを効果的に使うための軸になります。茂木健一郎さんの『生き甲斐』という本が、ドイツでベストセラーになっています。」
ステファンさん
「生き甲斐の概念は、個人だけでなく企業にも適用できます。企業のパーパスを明確にすることで、AIを使ってより効果的に目標を達成できます。」
まとめ:未来への展望
三木
「AIと共存しながら、マネジメント3.0や生き甲斐の概念を取り入れることで、より豊かな社会を目指します。対話と瞑想を通じて、新しいアイデアを生み出し続けることが、私たちの使命です。」
ステファンさん
「AIの力を借りながらも、人間が主体となって対話を深めることで、より良い未来を作ることができると思います。これからも新しい発見を求めて、一緒に歩んでいきましょう。」
対談動画
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