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マイクロモノづくり

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マイクロモノづくりとは、「自分が本当にやりたいコト」に気付いて、それをビジネスにしていく概念で、結果として少量のニーズになるのかもしれないけれど、高付加価値、高利潤のモノづくりを…
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マイクロモノづくり概論/28,805文字

マイクロモノづくり概論(1): 自社商品で失敗したことある人にやってほしい「宝探し」 私たちが「マイクロモノづくり」と名付けた新しい製造業の概念を提唱し始めた2010年頃、それは「下請け主体の中小規模企業(町工場など)が自社オリジナルの商品を生み出すこと」だと考えていた。しかし、「何のために、自社オリジナルの商品を作ることが必要なのか」といえば、それはビジネスのためではないのか。今や、従来と同じ考え方や手段ではビジネスを継続できないため、何とかしようと考えた結果、「自社商品

「自分がホントにやりたいことに出会ってワクワクものづくりに邁進する」 ダイワ化工株式会社 代表取締役 大藪建治さん

●enmonoとの出会いとzenschoolを受講した経緯 宇都宮:どうぞよろしくお願いします。 大藪:お願いします。 三木:大藪さん本日は貴重なお時間ありがとうございます。 大藪:はい。ありがとうございます。 三木:大藪さんがzenschoolに来られたのは3年前でしたっけ? 大藪:3年前だよね。19期。17年。つい最近ゴールデンボール君の生まれた年を探しとって17年だった。17年から一緒におるから17年だなと思ってたよ。 zenschool17期生集合写真

「マイクロモノづくりと出会い、ホントに作りたい本だけを企画から販売まで手がける編集者」CCCメディアハウス編集 田中里枝さん

●ご挨拶と出演者紹介  三木:第168回マイクロモノづくりストリーミング本日も始まりました。本日はCCCメディアハウスの田中さんにご出演をいただいております。 田中:よろしくお願いします。 三木:田中さんには、今回6月1日発売の『True Innovation(トゥルー・イノベーション)』、こちらの色々とご迷惑をお掛けしたお話をしていきたいと思います。 ●enmonoとの出会いと著書『マイクロモノづくりはじめよう』について三木:田中さんとの出会いのきっかけは、ある編集

「弱みを活かす視点で売上と人の課題を解決するコトづくり商社」SOBイノベーションパートナーズ株式会社 代表取締役 高畠弘二さん

●ご挨拶と出演者紹介 三木:マイクロモノづくりストリーミング本日も始まりました。本日はSOBイノベーションパートナーズ株式会社の高畠さんに色々と多摩地区でのご活躍のお話を伺っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。 高畠:お願いします。 ●これまでのご経歴について三木:簡単にご経歴と今やってらっしゃるお仕事の内容をお伝えいただきたいと思います。元々はどんな仕事をされていたんですか? 高畠:今年ちょうど40歳になるんですけど、元々学校を卒業してから営業畑でオフ

マイクロモノづくりとは?

マイクロモノづくりとは? 少量のニーズにあわせて、高付加価値、高利潤のモノづくりを行い、だれかに売ってもらうのではなく、自ら販路をつくり、販売を行う考え方です。 マイクロモノづくりの概念は、これまでの大量生産、大量消費とは対極する概念です。(※対立はしない) 少量のニーズにあわせて、高付加価値、高利潤のモノづくりを行い、だれかに売ってもらうのではなく、自ら販路をつくり、販売を行う考え方です。 これまで、製品開発をしたことがない、中小製造業の方でも、一定の手法で製品開発の手

第141回MMS「火花散るようなギリギリのコミュニケーションを通して最高のものづくりを実践するデザイナー」znug design代表 根津 孝太さん(2016年11月11日収録)

●ご挨拶と出演者紹介 宇都宮:こんにちは。第141回MMSは秋葉原に来ております。本日のMCは私enmonoの宇都宮でございます。よろしくお願いします。そしてゲストはこちら。 根津:はい。『znug design』の根津です。「お久しぶりです」という感じですね。そしてenmonoの2人が7周年おめでとうございます。 宇都宮:ありがとうございます。7年前の2009年11月11日に創業をいたしましてかろうじて生き残っております。今日から8年目に突入いたします。 根津:そん

「他者と比べない、争わない、戦わないという『無敵経』の教えを拡める」株式会社創 代表取締役 村上肇さん(2017/09/22対談)

●ご挨拶と出演者紹介 三木:マイクロモノづくりストリーミング第154回、本日も司会は株式会社enmonoの三木が務めさせていただきます。本日は株式会社創の村上さんにお越しいただきまして、新しく生み出された『無敵経』のコンセプトを色々と伺っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。 村上:お願いします。 ●enmonoとの出会いと自己紹介三木:村上さんと私の出会いなんですが、以前のNCネットワークという会社に私勤めておりまして、そちらのほうで村上さんが二六製作所と