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世界遺産「フマユーン廟」

■インドの世界遺産「フマユーン廟」
フマユーン廟はムガール帝国第2代皇帝フマユーンの霊廟です。妃の一人が皇帝の死を悼んでデリー南西のヤムナー川沿いに建てたもので、フマユーンが亡くなった1556年から9年後に完成したとも、9年後に建築が始まり3代アクバルの治世14年目に完成したとも言われています。
インドで最初のペルシャ風の建築で、タージ・マハルの祖型となったものと言われています。

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■フマユーン廟入口
フマユーン廟は、正方形の庭園の中央に位置していて、庭園は水路で田の字形に区切られ、さらに小さな正方形に分割されるという、純粋に幾何学的な構成をしています。

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フマユーン廟庭園
10ヘクタール以上もの広大な敷地があるのだが、そこに造園された四分庭園は「優美な庭園」、「楽園の思想」の具現化であると評されている。

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■ブハリマ門
フマユーン廟に入る前の門、門は高さが21m。幅は48m。この祠堂は四方のどこから見ても同じ形をしています。これもタージ・マハルと同じですね。中道の白いドーム型屋根の高さは38m。基壇上を進んで祠堂に近づくと、だんだん白いドーム型屋根が見えなくなってきます。

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フマユーン廟
フマユーン廟では白大理石と赤砂岩が贅沢に使われています。中央の白い大ドーム屋根の周囲に小さな小塔が並んでいますがこの傘を柱で支えるような形の小塔はインド風。

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◆霊廟
霊廟は二層構造になっており、高さが21m、幅は48mです。フマユーン王だけでなく、王妃のハージ・ベグム、王子のダーラー・シコー、重要な宮廷人など150人もの死者が埋葬されています。

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◆霊廟の窓
目を引く装飾は美しい透かし彫りの窓くらい。インドの職人さんの技術力を物語る素晴らしいものです。繊細に見えますが、実は3㎝から5㎝くらいの厚さがあり頑丈です。

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◆屋上からの風景

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