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世界遺産「アントニヌス浴場」

アントニヌス浴場は、チュニス郊外にある古代ローマ時代のローマ浴場跡。アントニヌス・ピウス浴場と表記されることもある。アフリカ属州のカルタゴに造られたこの公衆浴場は、建物の総面積35,000m²、長辺の長さが200mに達し、属州内で最大規模でローマ帝国内でも第3位の規模の施設です。

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■チュニジアの世界遺産「ローマ遺跡アントニヌス浴場」
浴場への入口通路

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遺跡は、海岸に沿って200mの長さにわたって延びています。

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当時、建物は2階建てで、更衣室、温浴風呂、水風呂、サウナ、プール、噴水、談話室、トイレなど100を超える部屋があったそうでず。

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壁にはフレスコ画、柱には彫刻、床には色鮮やかなモザイクが敷き詰められていたそうです。

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円柱や床などに使われた大理石は、ボン岬のエル・ハワリアなどから運ばれてきたものてと言われている。


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大理石の彫刻

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奥に見える白壁の向こうは、チュニジア大統領の官邸です。

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古代ローマ時代にこれだけの公衆浴場があったとは驚きです。大理石やモザイク、左右対称型の施設、暑さの違うお風呂、更衣室、サウナ、噴水、談話室、トイレなど、今のスパと変わらない。

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