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学問の神様「太宰府天満宮」

919年、左大臣藤原仲平が勅によって社殿造営を行いました。数度の炎上を経た1591年に小早川隆景が再建します。五間社流造り、檜皮葺で、正面には唐破風状の向拝が付く、桃山時代の豪壮華麗な様式で、右には飛梅、左には皇后梅が配されています。現在国の重要文化財として指定されています。

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■本殿
国の重要文化財に指定されている本殿は、金や朱を用いた美しくも大胆な桃山時代の建築様式を採用しております。ひさしが前方だけでなく後方にも伸びている両流造、正面五間とはその規模を現します。正面の屋根が張り出した部分を向拝といい、こちらの広さが一間と広く太宰府天満宮の象徴でもある梅の花が彫られています。

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■飛梅
樹齢1000年を超えるとされる白梅で、本殿前の左近に植えられており、根本は3株からなる。太宰府天満宮に植えられた梅のなかではいちばん先に咲き始めるとされる。

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■桜門
重層の入母屋造り、檜皮葺の二重門。全体は朱塗りされ、堂々たる風格にあふれた佇まいが見事です。慶長年間(1596~1615年)に石田三成が再興しましたが明治時代に焼失、1914年に再建されました。

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■心字池・太鼓橋
漢字の「心」の字を象った池に掛かる御神橋三橋は、手前から過去・現在・未来を表し、三世一念の仏教思想を残した物と伝わります。この橋を渡ると心身ともに清められるとも謂われています。

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■重要文化財「志賀社」
菅原道真公が左遷された大宰府は、古くから朝鮮半島や大陸との外交・貿易を管轄した役所でした。安楽寺)もまた海外との貿易を行っていたことから、境内に海の神を祀る神社が建てられたようです。参道池に守られているため、再建後は火災にも遭わず、太宰府天満宮の中で現存する最古の建造物となっています。

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■絵馬掛け所
境内にある絵馬掛け所には絵馬がいくつも掛けられ「第一志望合格」「志望校に合格できますように」などと書かれていた。

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■太宰府天満宮の参道
全長およそ400m続く参道。大きな鳥居が3つ並び、その間にお店がずらり。太宰府の甘味定番・梅ヶ枝餅のお店をはじめ、雑貨、お土産、カフェ、食事処などなど。歩いて見ているだけで楽しくなるほど、いろんなお店がいっぱいです。

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