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モロッコの世界遺産「メクネス」

モロッコ王国を治める現国王モハメッド6世、そのルーツは17世紀に樹立したイスラム教国のアラウィー朝にあり、最初の都が置かれたのが、メクネスでした。ときの国王ムーレイ・イスマイルが築き上げた王都は、喧噪に満ちたモロッコの多くの町々とは異なり、静かな古都の雰囲気が漂います。

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■ムーレイ・イスマイル廟
18世紀初頭、アラウィー朝の王、ムーレイ・イスマイルとその妻、息子のために造られたこの霊廟には、美しい装飾が施されている。大理石の水盤が置かれたパティオをはじめ、壁や天井のモザイクや漆喰彫刻は、イスラム文化の最高傑作と呼ばれるほど。

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壁や天井に施された繊細なモザイクタイルとアラベスク模様が、計算された照明の中に浮かび上がってどこから見ても美しく幻想的な空間になっています。噴水のある中庭は広く開放的で、明るい陽射しが降り注ぎます。

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■マンスール門
メクネスのシンボル的存在が、かつての王都へのメインゲート、マンスール門。ムーレイ・イスマイルの命によって建てられた最後の建築物で、彼の死後、息子のシディ・ムハンマド・イブン・アブダラーの時代、1732年に完成しました。

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アフリカで最も美しい門といわれるだけに、網の目のような彫刻と緑のモザイクで彩られた門は目を見張るほどの壮麗さです。

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■エディム広場
マンスール門のすぐ向かいには、メディナ歩きの起点となるエディム広場があります。さまざまな露店や道化師が集まってくるにぎやかな広場で、マラケシュのジャマ・エル・フナ広場を彷彿とさせます。

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■メクネスのメディナ
城壁に囲まれたメクネスのメディナは、マラケシュやフェズに比べるとずっと規模は小さいものの、方向感覚に自信のない人はすぐに迷ってしまいそうな迷路のような町。

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■カラの地下牢
カラの地下牢は、ムーレイ・イスマイル王の治世下に造られた巨大な地下牢獄です。最盛期はフェズまで繋がっていたとの伝説があるほど大きく、最大40,000人もの囚人を収容できたと言われています。

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メクネスの街並み

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