見出し画像

チュニジアの世界遺産「トゥッガ」

■チュニジアの世界遺産「トゥッガのローマ遺跡」
トゥッガは、チュニジア北部にある世界遺産の巨大ローマ遺跡です。ドゥッガは城壁に囲まれたベルベル人の村であり、トゥッガは「牧場」を意味していた。その後、紀元前2世紀にヌミディア王マシニッサがこの地を所在地とした。ローマ人は紀元前2世紀後半にこの街を占領しました。古代を偲ぶ旅人を癒してくれる魅力的な遺跡となっています。

画像1

■トゥッガローマ遺跡入口にある半円形の劇場
遺跡の入口に半円形の劇場があります。丘の傾斜を利用してスケールの大きな観覧席が設けられています。保存状態は良好で、夏になると、ここでドゥッガ・フェスティバルというクラシック音楽のコンサートが開催されます。

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

■巨大な大神殿
劇場から南西方向に向かうと、ローマ遺跡の中心部にそびえる大神殿があります。ここはドゥッガのシンボルで、絵葉書になった素晴らしい建造物です。コリント様式の列柱が大きな屋根部を支え、青空を背景にそそり立つ景観は圧倒的な迫力があります。

画像8

画像9

画像10

画像61

■下町の門からの大神殿南の下町にあるいくつかの門から大神殿を見上げ、門を額縁のように配して写真撮影すると素敵な作品になります。

画像12

画像13

画像13

■大神殿の周の市民広場
大神殿の周りには、市民広場やマルシェと呼ばれる市場跡があります。さらに南へ下っていくと、住宅・浴場・各種商店・売春宿跡などが広がっており、都市の規模の大きさが実感できます。

画像14

画像15

画像16

画像17

■本格的な共同大浴場
リキニアの浴場跡は本格的なもので、運動場・冷温室・温浴室・熱浴室などが並んでいます。床にはモザイクが残っており、当時は豪華な共同浴場であったことが想像できます。

画像18

画像19

画像20

画像21

画像22

画像23

画像24

大浴場のモザイクタイル

画像25

画像26

■モザイク画のある共同トイレ
Uの字形に座って12人ほどが一斉に用を足すことができる共同トイレ。この形になっているのは、ローマ人はトガと呼ばれる長衣を着ており、それを着たままトイレを覆って用を足すように作られているためです。下水設備も完備していました。

画像27

トイレのモザイクタイル

画像28

画像29

■ジュノカエレスティス神殿
遺跡の西の端にあるジュノカエレスティス神殿は、柱だけが残ってます。

画像30

画像31

画像32

画像62

画像33

■ アレクサンデル・セヴェルスの凱旋門
アレクサンデル皇帝(セヴェルス朝最後の皇帝)が在位中に造られました
門の先はオリーブ畑になっています、現在遺跡の発掘中です。

画像34

画像35

画像36

画像37

画像38

■ドゥッガの水道橋

画像39

画像40

画像41

■ビコ・プュニック廟
ビコ・プュニック廟と呼ばれるもので、貴重なローマ時代以前の建築物。紀元前3世紀のヌミディア王子の墓とされ、カルタゴ語とベルベル語で書かれた碑文が発見されました。

画像42

画像63

■ドゥッガのその他の風景

画像43

画像44

画像45

画像46

画像47

画像48

画像49

画像50

画像51

画像52

画像53

画像54

画像55

画像56

画像57

画像58

画像59

画像60

★美しい世界の風景Top

◆Adobe Stockで写真・動画を販売してます。
下記アドレスからご覧ください。



いいなと思ったら応援しよう!

Zenpaku
美しい世界の風景をマイホームページ「Zenpakuの世界旅撮記」http://www.zenpakusan.com/で紹介してます。