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紅葉の「京都御所」

794年に長岡京から平安京に都が移されて以来、明治維新にともなう東京遷都まで、天皇のお住まいであったのが、京都御所です。平安時代はもう少し西にあったようですが、南北朝時代くらいから現在の場所に定着した。京都御所は何度も火災に遭い、そのたびに再建されています。現在の建物は1854年の大火事の後、安政の時代に造営されたもの。

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■紫宸殿
美しい左右対称が特徴である寝殿造りの要素を備えた建物、紫宸殿(ししんでん)。ここは即位の礼をはじめとする儀式が行われてきた場所です。その壮大さをひしひしと感じます。

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紫宸殿には、天皇の即位の際に使用される高御座があることでも有名。

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「左近の桜」と「右近の橘」

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■承明門
紫宸殿の南正面に位置する門です。 瓦葺、切妻屋根の12脚門。天皇行幸や上皇御即位後の出入りに用いられます。

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■日華門・月華門
紫宸殿の入口。日華門と月華門は東西に相対し位置します。ともに瓦葺き丹塗り円柱の唐様の門です。

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■建春門
京都御所の内講を固める6つの門の一つで、向唐破風の屋根を持つ四脚門が建春門。

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■建礼門
天皇皇后と外国元首級のみが通ることのできる、最も格式の高い門。切妻屋根、檜皮葺きの四脚門。

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■東庭
一面に白砂を敷いただけの空間である。ただし、2か所に竹の植込みがある

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■春興殿
現存の春興殿は、大正天皇の即位の礼のために造られたもので、大正・昭和の即位の礼の際には、この建物に鏡が安置されました。

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■小御所
清涼殿の東、紫宸殿の北東に位置する南北棟の建物である。屋根は入母屋造、檜皮葺。会議、対面や皇太子の元服などの儀式に用いられた建物である。

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■御池庭
池泉回遊式庭園があり、前面の州浜の立体感と池の映り込みの静けさとの対比が美しい。

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■御内庭
御内庭の石造りもダイナミックなのに見れば見るほど緻密で見応えがありました。

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■御涼所
入母屋造、檜皮葺、東西棟の建物で、京都の暑い夏を快適に過ごすことを主眼とした建物であり、窓を多く設けている。

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■御常御殿の障壁画
天皇の日常生活の場として用いられた。屋根は入母屋造、檜皮葺。紫宸殿とともに、御所内で最大の建物である。

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■御所のその他の風景

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