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世界一周クルーズ「スワード入港・観光・出港」

①7月4日(航海91日目 スワード観光(イグジット氷河・リザレクション湾内クルーズ)

アンカレッジから約200km南下したキーナイ半島東岸、リザレクション湾に面したスワードは、人口3,000人の港町です。キーナイフィヨルド国立公園の入口にあたり、背後にはマラソン山(標高921m)が聳えています。7月4日、今日は、アメリカ合衆国独立記念日で1915年に始まった「マラソン山のマラソン・レース」が行われていました。沢山のキャンピングカーやランドクルーザーなどが集まっていました。1903年アラスカ鉄道建設の資材輸送ターミナルとして開かれたスワードは、1912年に市政が敷かれ、1923年にはスワード湾から内陸部のフェアバンクスまで鉄道が建設され、陸路および海路の物資輸送のセンターとして発展し、1960年にはキーナイ半島の最大の町となりました。今日は、午前と午後の二つの半日ツアーに参加、午前は、雄大なイグジット氷河を見学片道500mの緩やかな傾斜の森の中を抜けて氷河の間近まで歩きました。天候もよく最高の眺めでした。午後は、リザレクション湾内を約3時間かけてクルーズ、アラスカの大自然の景観を楽しみながら、ラッコやアシカ、海鳥やパフイー、クジラなどの野生動物を探して楽しみました。

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②スワード入港

アラスカ最後の寄港地スワードに入港。早朝5時、ラゲッド島を左に見てレズレクション湾に入る。無風で海面が鏡のようで、湾内は霧が発生しスワードクルーズ船ターミナルが全く見えなかった。タグボートに先導してもらい霧笛を鳴らし7時に無事岸壁に着岸した。

■ラゲッド島

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■トンシーナ・ポイント

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■霧にかすむリザレクション湾

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■露の虹が現れました

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■港に近ずくと霧が晴れてきました

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■スワードクルーズ船ターミナルに着岸

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➂イグジット氷河

イグジット氷河は、キーナイ・フィヨルド国立公園にあり、スワードから車で15分も走るとビジターセンターに到着する。この氷河も広大なハーディング氷原から流れ落ちる氷河のひとつですが、カヤックツアーやクルーズ船で訪ねる海に落ちる氷河とは違い、陸地に流れ込む氷河のため、より手軽に車で行ける氷河として有名です。通常はビジターセンターから、ほぼ平坦な道を15分ほどかけて氷河の舌端まで歩き、写真を撮ったら同じ道を戻ります。
■イグジット氷河のビジターセンター行きのバス

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■氷河への入口

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■氷河の先端があった年数サイン
イグジット氷河は温暖化の影響で後退が激しい氷河で、ビジターセンターで買った絵はがきによると1917年頃には駐車場のあたりまで氷河が押し出していたようだ。トレイルヘッドから整備された道を氷河の舌端を目指して歩くいていると1917とか1961というような数字の看板が立っているが、これはその年の頃の氷河の舌端を意味している。

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■氷河から流れる川

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