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知多半島の見所

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私が住む知多半島は、愛知県西部、名古屋市や豊明市、刈谷市の南に突き出した半島。西は伊勢湾、東は知多湾・三河湾に挟まれている。南は伊良湖水道を経て太平洋に通じている。 住み慣れた郷… もっと読む
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2019年12月の記事一覧

知多市の尾張万歳

尾張万歳は、正月の祝福芸として庶民に親しまれてきた。特に知多半島では、明治以降、農閑期の出かせぎ万歳としてさかんとなり、大府駅から東京方面への団体割引の万歳列車が出るほどになった。 万歳の芸は、扇子を持って祝詞を唱える太夫と、鼓をたたいて合いの手を入れる才蔵とで演じるもので、基本は2人1組。太夫は芸に秀でた年上の者が務め、才蔵は長年務めて芸を覚えてから太夫になった。 演目によっては、太夫を中心に、左右に才蔵を2人・4人と加えたり、楽器も三味線や胡弓を加えて華やかな舞台芸とする

大興寺の「開運福だるま大祭」

だるま寺として知られる、大興寺で成人の日に行われる、だるまに新年の家内安全や健康などを祈願するお祭り。 前年の大日福だるまに一斉に火をかける「お焚き上げ」も見物です。 開催日:2020年1月13日(月・祝) 開催時間:【ご祈祷】8:00~15:00(受付は14:30頃まで)      【お焚き上げ】13:00~開催場所大興寺所在地〒478-0022 開催場所:知多市大興寺落田52 料金:無料※ 料金は変更になる可能性がございますので公式サイト等でご確認ください。 ◆知多半

板山高根湿地

板山高根湿地は、阿久比町の東部の丘陵地に位置し、面積は11,560平方メートルほどです。貧栄養の土壌や南側斜面と地下からの湧き水が弱酸性という特有の水質となり、モウセンゴケやシラタマホシクサなどの湿地性の植物が生育しています。また、周辺には多種の昆虫(ハッチョウトンボ)・鳥や動物が生息しています。 板山高根湿地は日時を限定して公開しています。 問合せ先:阿久比町役場      470-2292 愛知県知多郡阿久比町大字卯坂字殿越50番地      電話: 0569-48-11

JR武豊線と旧国鉄武豊港駅転車台

旧国鉄武豊港駅転車台は、当駅隣接地で操業していた旧ライジングサン石油の油槽所へ貨車を出入させるための転車台である。 衣浦湾に面する旧武豊港駅構内に残る貨物用の転車台。長さ7.3mの上路式のプレートガーター2基を各中央部で直交させ、中心の半球形支承と桁両端の車輪で受ける。 貨車の方向転換を効率的に行うために考案された全国的にも残存例の少ない直角2線式転車台。 所在地: 〒470-2512 愛知県知多郡武豊町字忠白田 ■旧国鉄武豊線開通100周年記念 昭和61年4月29日記念列

矢勝川の彼岸花

9月中旬から10月上旬にかけて矢勝川堤東西1.5kmにわたり300万本の彼岸花が咲き誇ります。「ごんぎつね」の童話作家新美南吉も散策した矢勝川。 ◇開催日:2019年9月20日(金)~10月4日(金) ◇場 所:新美南吉記念館周辺(半田市岩滑西町1-10-1) ◇主 催:ごんの秋まつり実行委員会 ◇お問合わせ:半田市観光協会 0569-32-3264 ◆知多半島の見所写真集 ◆Adobe Stockで写真・動画を販売してます。 下記アドレスからご覧ください。

尾州廻船内海船船主 「内田佐七 家」

内田家は、幕末から明治にかけて内海を代表する有力船主であった内田佐七家と、その分家である内田佐平二家の家屋で、太平洋側に現存する廻船主の家屋の中でも大規模なものです。明治2年竣工の佐七家の家屋は、南知多町の重要文化財となっています。また、明治5年頃に建てられた佐平二家の家屋には、廻船に関する資料を常設展として展示しています。いずれも建築当時の姿をとどめる貴重な遺構です。 ◆知多半島の見所写真集 ◆Adobe Stockで写真・動画を販売してます。 下記アドレスからご覧くだ

聚楽園の大仏

■夕日に照らされる東海市「聚楽園の大仏様」 聚楽園大仏は、愛知県東海市にある大仏で、昭和天皇のご成婚を記念して、1927年に開眼供養された。鎌倉大仏や東大寺大仏よりも大きく、東海市のシンボルとして親しまれています。十円玉のような色ですが、実は鉄筋コンクリート製。 名古屋名物の守口漬の考案者山田才吉氏による私設の建立仏です。高さ18.79メートルだから、鎌倉の大仏(11.5メートル)より大きいですね。台座には、一切経の写経石が埋められているそうです。 高台に設置されていますの

南知多町「大井の弘法大師上陸像」

弘法大師上陸像は、大井港を望む聖崎の海に立つ弘法大師像。 大師がその昔、三河からこの地に上陸したとの伝承に因み昭和59年に建てられた像です。 近くの聖崎公園の丘の上に展望台があり三河湾を一望できます。 ■知多半島の見所写真集 ◆Adobe Stockで写真・動画を販売してます。販売掲載間指数13,528枚。下記アドレスからご覧ください。

蔵の街「半田運河」

半⽥運河周辺は、江⼾時代を中⼼に海運業や酒や酢などの醸造業で⼤いに栄えました。運河沿いに⽴ち並ぶ⿊壁の蔵の⾵景とともに、歴史的な建造物も保存され、往時の姿を今に伝えています。 ■半田運河沿いにはミツカンや中埜酒造などの黒板張りの醸造蔵が立ち並ぶ。 ■運河の水門 ■衣浦港へ繋がります ■ミツカンの船着き場 ■運河に浮かぶ船 ■運河沿いの風景 ◆知多半島の見所写真集 ◆Adobe Stockで写真・動画を販売してます。販売掲載間指数13,528枚。下記アドレスから

やきもの散歩道

常滑市のやきもの散歩道は、日本六古窯の一つ常滑窯として、また日本一の招き猫の産地として知られる常滑市に1972年頃より自然発生した観光コースです。 登窯や煉瓦煙突、コールタール塗りの黒い板壁の工場など、昭和中期以前に建てられた窯業関連の施設が数多く残る栄町の丘陵地を中心に1.5kmほど歩きます。 もともと狭く、曲がりくねって起伏が多い生活道路であったために、大型自動車の通行に向かないため開発の手が入らず、古い街並みが保存された。土管や瓶を積み重ねた「土管坂」は有名です。 ■

半田赤レンガ建物

半⽥⾚レンガ建物は1898 (明治31)年にカブトビールの製造⼯場として誕⽣した近代化産業遺産認定の地域遺産となっています。 明治時代に建てられたレンガ建造物としては⽇本で五本の指に⼊る規模を誇ります。ビール⼯場の遺構は現存数が極めて少ないため、その意味でも貴重な建造物です。 建物は、ハーフティンバー棟、創建時主棟、貯蔵庫棟の3棟で構成されており、改修前の建物内部は年に数回一般公開されていたが、2014年~2015年にかけての耐震補強工事を経て2015年7月18日からは常時公

恋の水神社

■恋の水が湧き出す南知多のパワースポット 恋の水神社は、愛知県知多郡美浜町にある神社。 この神社の清水「恋の水」は万病に効くといわれているが、平安時代の桜姫の伝説から、縁結びにご利益があるという。この水を酌んで紙コップに願いを書くと願いがかなえられるとされています。 ◆知多半島の見所写真集 ◆Adobe Stockで写真・動画を販売してます。販売掲載間指数13,528枚。下記アドレスからご覧ください。

源義朝公最期の地「野間大坊」

源頼朝公の父、源義朝公が眠るとされるお寺で、野間大坊の名前で知られていますが、正式名は鶴林山大御堂寺、本尊は阿弥陀如来です。 歴史は古く、673年~686年の時代に建立されています。 鐘楼堂の梵鐘には1250年の建造され、国の重要文化財に指定されています。 所在地:〒470-3235 知多郡美浜町野間東畠50 ■源義朝公のお墓 平安時代の末期、平治の乱で平清盛公に敗れた源義朝公が家臣(長田忠致・景致)を頼って野間にやってきましたが、二人の裏切りに合い入浴中に殺されてしまいま

大府七福神まつり

毎年1月の最終日曜日、あるいは二月の最初の日曜日に行われます。 大府七福神は年1回七福神をご神体をまつるお寺から地蔵院に集まり一般に公開されます。 ◆知多半島の見所写真集 ◆日本最大のストックフォトサイト「PIXTA」で高画質写真を販売してます。下記アドレスからご覧ください。