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美しい日本の風景

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美しい日本の風景写真集
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#北海道

道立自然公園「べニヤ原生花園」

北オホーツク道立自然公園に属するベニヤ原生花園。約330haの園内は海浜、低層湿地、後送湿地、河川、草原、森林などの複数の自然環境が混在していることから、色とりどりの湿性植物や海浜植物、およそ100種類以上の野生の花々が毎年咲き乱れます。特に7月上旬のハナショウブの群生は、辺り一面を紫色に染めることから、道北ならではの雄大な原生花園を楽しむことができます。 ■美しい日本の風景

最北端の湿原「サロベツ原生花園」

サロベツ原生花園は日本最北端に位置する湿原。その広さは2万3000haにも及び、9月ごろまで100種類以上もの植物が鑑賞できる。花の見頃は6月中旬から7月初旬。5月の水芭蕉に始まりユリやハマナス、6~7月には1日だけ開花するエゾカンゾウの群落も湿原を彩る。 ■美しい世界の風景

日本の名水「羊蹄のふきだし湧水」

北海道のふきだし湧水が採水できるふきだし公園は、公園自体が観光スポットとなっています。ふきだし公園で湧き出す水は1日80000トンにもおよび、圧巻です。公園内にはバーベキューハウスや遊具が設置された広場などがあり、家族連れで楽しむことができます。加えて、公園には道の駅が併設されており、名水を使ったお酒やコーヒーなど、さまざまな特産品が販売されています。 ■羊蹄のふきだし湧水には、豊富なミネラルが含まれています。 そのミネラル含有量は、1リットル中に、カルシウム約1.7ミリグ

札幌の奥座敷「定山渓温泉」

年間約120万人が宿泊する、道内でも人気の温泉地。 札幌中心部から南に車で1時間弱と、気軽に行けるのが魅力の一つだ。泉質はナトリウム塩化物泉で、体の芯からポカポカになる。 ■定山渓ホテル前にある美泉定山像 開湯は古く、1866年、修験僧・美泉定山が、湯治場を築いたことに始まる。一方で定山渓は景勝地としても有名です。 ■カッパ像 北海道内外の彫刻家が制作した「メルヘンかっぱ像」が温泉街の至る所にある。 ■岩戸観音堂 朱色の小さなお堂を入ると、120m続く洞窟の壁に33体の

日本国内の最北端「稚内」

日本国内の最北端に位置しており、宗谷地方の行政・経済の中心地、ロシアサハリン州をはじめとする北方圏への玄関口になっている。 ■稚内からの利尻富士 ■日本最北端の地の碑 宗谷岬の先端、北緯45度31分22秒の“日本最北端の地”を標す記念碑。北極星の一稜をモチーフに、中央には北を示す「N」、台座の円形は「平和と協調」を表しています。海に向かってこの地に立つと、前方三方が海、正面に43km先のサハリンの島影が浮かび上がり、日本の最北端であることを実感できます。ちなみに東経は14

留萌のニシン街道

石狩市から稚内市までを結ぶ海岸沿いの国道沿線の通称です。ここでは小平町、苫前町、羽幌町、初山別村、稚内市の街道碑やニシン文化遺産主に建築物と漁具、関連施設を紹介しています。現存する最北のにしん番屋は小平町までとなります。 ■旧花田家番屋 国の重要文化財に指定。道内に現存するものでは最大の規模を誇る。最盛期には18ケ統の鰊定置網を経営する道内屈指の鰊漁家で、この番屋はその本拠として漁夫や職人総勢200人前後の人を収容していた建物です。 ■おびら鰊番屋 簡易的な郷土資料館とも

札幌イルミネーション

日本で最初のイルミネーションで、1981(昭和56)年、大通公園2丁目広場で1048球の電球から始まった。年々その規模・内容も充実し、国内を代表する光のイベントに成長。北海道の自然やクリスマスをイメージしたオブジェなど、たくさんの電球が光のラインとなってクロスする。大通会場には、ツリーや花をモチーフにしたオブジェなどが設置され、クリスマス気分を盛り上げる。また、駅前通会場や南一条通会場は、街路樹に施されたイルミネーションが美しくきらめく。 ◆飛鳥Ⅱ南太平洋グランドクルーズ旅

ノスタルジックな街「小樽」

小樽市は石狩湾に面し、札幌市の北西に位置している北海道の港湾都市です。主にガラス工芸、オルゴール、酒蔵で知られています。1897 年に建てられた旧漁業施設である鰊御殿では、小樽市の歴史で漁業が果たした重要な役割をたどる展示があります。小樽運河沿いにある 1923 年に造られた旧倉庫街は、現在ではカフェやショップが並ぶモダンな地区に生まれ変わっています。 ■小樽運河 早くから商業都市として発展し、明治から大正中期にかけては札幌を凌ぐ人口を抱えていた。その繁栄を支えたのが小樽港

特別天然記念物の「昭和新山」

昭和新山は、北海道有珠郡壮瞥町にある火山。支笏洞爺国立公園内にあり、国の「特別天然記念物」に指定されている。また、有珠山とともに「日本の地質百選」に選定され、周辺地域が洞爺湖有珠山ジオパークとして「日本ジオパーク」「世界ジオパーク」に認定されている。 ■昭和新山ガラス館 日本国内をはじめ、ヨーロッパ、エジプト、インドなどの世界各国のガラス製品を展示・販売しています。 ■飛鳥Ⅱ世界一周クルーズ旅行記

極上の眺望「函館山」

函館山は、函館市の市街地西端にある山であり陸繋島でもある。陸繋島とし。標高334m、周囲約9km。牛が寝そべるような外観から臥牛山とも呼ばれる。約3分で頂上へ到着。街や港がよく見える昼間の景観はとっても爽やかです。日中は屋上展望台が空いているので、函館の景色をひとり占め。 ■函館山リープウェイ 函館山観光の基本といっていいのがロープウェイ。山麓駅から山頂駅まで3分、125人乗りのゴンドラで、ぐんぐん遠ざかる街並みと近づいてくる函館山をガラス越しに眺めるのも、お楽しみのひとつ

釧路湿原を走る「釧網本線」

釧網本線は、東釧路駅から川湯温泉駅を経て網走駅に至る全長166.2kmの路線。釧路湿原の中を走り抜け、オホーツク海に沿って走る風光明媚な路線として人気が高い。まずは、川湯駅から釧路駅まで、釧路湿原を中心とした車窓の旅を楽しんできました。 ■川湯温泉駅 駅前は整備されていて、古い駅ですが、なんだか可愛いです。駅で足湯があるのは珍しく、でも川湯らしくて良いです。のんびり浸かることが出来ました。 ■釧路湿原のタンチョウ鶴 白い羽毛に全身を覆われ、首と羽の一部が黒くて頭頂が赤い鶴

ダイヤモンドダストの「川湯温泉」

川湯温泉は北海道を代表する極寒地で、ダイヤモンドダストがよく見られる地域です。 川湯温泉は道東地域の湯治場として古くから親しまれてきた名湯である。 泉質は酸性が強く、川湯温泉の湯に釘をつけておくと2週間程で溶けてなくなってしまう程の強さを持っている。このお湯には血行を良くし、肌をツルツルにする効果があると言われている。川湯温泉街の中にある足湯では、源泉掛け流しの足湯を気軽に楽しむことが出来る。この川湯温泉の足湯の前には全国でも珍しい温泉の流れる川があり、川からたちのぼる湯煙

冬の「硫黄山」

アイヌ語で「アトサヌプリ」、裸の山と呼ばれる硫黄山。山肌からはゴウゴウと音を立てながら噴煙がほとばしり、周囲には独特の硫黄の匂いが立ち込めています。レストハウスのある駐車場から山裾の砂礫を少し進むと、噴気孔のすぐ近くまで行くことができます。黄色の硫黄の結晶がいくつも見られ、勢いよく噴気があがる様はとてもダイナミック。地球の鼓動を間近に感じられる空間が広がっています。 冬は気温が低いせいと、地熱で雪が溶かされ、山に水分が多く吸収されるせいなのか、わかりませんが、とにかく噴気孔

神秘の湖「摩周湖」

摩周湖は弟子屈町にある世界でも有数の透明度を誇る湖。北海道遺産に選定された道内屈指の観光地である。「摩周ブルー」と呼ばれる独特の青さが特徴です。流入・流出河川がなく、摩周湖には生物が少ない。そのため有機物が堆積せず、この高い透明度が保たれているのだ。このように閉鎖的な湖である摩周湖だが、摩周の地下深くに湖の水が浸透し、摩周周辺では摩周湖の伏流水が存在している。 ◆飛鳥Ⅱ世界一周クルーズ旅行記