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美しい日本の風景

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美しい日本の風景写真集
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2020年10月の記事一覧

京都の紅葉「東福寺」

東福寺は、京都の紅葉名所ランキングでも上位3位以内に入る人気の寺院です。イロハモミジやモミジ、トウカエデなど、約2000本の美しい紅葉を見ることができ、通天橋、臥雲橋と呼ばれる回廊から眺める紅葉の美しさは息を呑むほど。特に、通天橋中央にある張り出し舞台から眺める紅葉は絶景です。 ■通天橋から望む洗玉澗 東福寺で紅葉の絶景といえば「洗玉澗」。境内を横切るように流れる川の周囲に広がる渓谷が「洗玉澗」です。この「洗玉澗」にかかる通天橋、臥雲橋からとてもきれいな紅葉が見られます。

焼失前の世界遺産「首里城」

2019年10月31日午前2時40分ごろ、那覇市の世界遺産、首里城跡に建つ首里城正殿付近で煙が出ていると119番があった。沖縄県警や消防によると、木造3階建ての正殿から出火して北殿、南殿などに延焼、6棟約4200平方メートルをほぼ全焼し、約8時間後に鎮圧された。火災前に撮った首里城の写真です。 ■焼失前の首里城写真集 ■世界遺産の首里城 首里城は1429年から450年間存在した琉球王国の政治や外交、文化の中心地。太平洋戦争中の沖縄戦で焼失したが、沖縄の本土復帰後の92年に

日本一の庭園「足立美術館の庭」

足立美術館は、事業家として成功した足立全康の「郷土に恩返しがしたい」という思いから、昭和45年に設立されました。横山大観をはじめとする日本画に深い思い入れを持つ足立全康は、まず日本庭園を通して四季の自然の美を感じてもらい、その感動をもって横山大観などの作品にふれることで、日本画の魅力を理解してもらおうと考えたのでした。館内に入るとまず「枯山水庭」や、「白砂青松庭」など6つの美しい庭園が広がっている ■苔庭 杉苔を中心とした苔が穏やかな曲線を描き、簡素な美しさを表現しています

憧れの温泉地「黒川温泉」

一度は訪れたい憧れの温泉地「黒川温泉」。山間の小さなこの温泉地には、懐かしく心が安らぐ田舎の風景と豊富な温泉があります。30軒あまりの温泉旅館は離れの宿が多く、おこもり滞在にぴったり。 ■街全体が一つの旅館のよう。通りは廊下、旅館は客室 田の原川の渓谷の両側に約20軒のこぢんまりとした和風旅館が建ち並ぶ。温泉街としては川の流れに沿って、東西に延伸しつつある。 渓谷にある温泉地であることから収容人数は少なく、旅館組合の主導で歓楽的要素や派手な看板を廃して統一的な町並みを形成す

紅葉と不断桜の「実光院」

実光院は勝林院の子院。庭園は、律川の水を取り入れた心字池を中心にした池泉観賞式と茶室のある池泉廻遊式。福寿草、カタクリ、イカリ草など春の花にはじまり四季おりおり年中いろいろな草花を咲かせる。秋の紅葉の頃より春まで咲く珍しい不断桜が有名。拝観では抹茶のおもてなしがある。 ■控えめに咲く四季折々の花々が美しい 庭から客殿がみえます。開放感があります。客殿は、大正10年に建てられたものだそうです。 ■不断桜と紅葉 十月中頃より咲き始め、翌年四月まで咲く不断桜(ふだんざくら)は必

世界遺産「紅葉の日光東照宮」

日光東照宮は、日本の関東地方北部、栃木県日光市に所在する神社。江戸幕府初代将軍・徳川家康を神格化した東照大権現を主祭神として祀る。日本全国の東照宮の総本社的存在である。また久能山東照宮・上野東照宮と共に三大東照宮の一つに数えられることが多い。 ■ 石鳥居 1618年に九州筑前藩主黒田長政公によって奉納されました。石材は、まず九州から船で小山まで運ばれ、その後陸路人力でこの日光まで運ばれました。 ■ 五重塔 1650年、若狭の国小浜藩主酒井忠勝公によって奉納されました。文化

学問の神様「太宰府天満宮」

919年、左大臣藤原仲平が勅によって社殿造営を行いました。数度の炎上を経た1591年に小早川隆景が再建します。五間社流造り、檜皮葺で、正面には唐破風状の向拝が付く、桃山時代の豪壮華麗な様式で、右には飛梅、左には皇后梅が配されています。現在国の重要文化財として指定されています。 ■本殿 国の重要文化財に指定されている本殿は、金や朱を用いた美しくも大胆な桃山時代の建築様式を採用しております。ひさしが前方だけでなく後方にも伸びている両流造、正面五間とはその規模を現します。正面の屋

紅葉の「京都御所」

794年に長岡京から平安京に都が移されて以来、明治維新にともなう東京遷都まで、天皇のお住まいであったのが、京都御所です。平安時代はもう少し西にあったようですが、南北朝時代くらいから現在の場所に定着した。京都御所は何度も火災に遭い、そのたびに再建されています。現在の建物は1854年の大火事の後、安政の時代に造営されたもの。 ■紫宸殿 美しい左右対称が特徴である寝殿造りの要素を備えた建物、紫宸殿(ししんでん)。ここは即位の礼をはじめとする儀式が行われてきた場所です。その壮大さを

日本一の紅葉スポット「香嵐渓」

矢作川支流巴川がつくる渓谷、香嵐渓(こうらんけい)は、紅葉やカタクリの花などが有名。香積寺11世の三栄和尚が、江戸時代の寛永11年に植樹したことがはじまりとされ、現在では東海随一の紅葉の名所として約4000本のもみじが彩りを見せます。 現在、香嵐渓には11種類の楓があるといわれており、イロハカエデ・ヤマモミジ・ウラゲエンコウカエデ・オオモミジ・コハウチワカエデなどが多く多彩な色合いを競ってる。 紅葉の名所として有名で、11月は一ヵ月間ライトアップされる。巴川沿いの参道から

紅葉真盛りの「鬼怒川温泉」

鬼怒川温泉は、鬼怒川沿いの温泉宿で知られる小さな温泉街です。個性的なテーマパークもいくつかあります。江戸時代の村を再現した江戸ワンダーランド日光江戸村は、侍や忍者が好きな人を魅了しています。 ■紅葉の鬼怒川 ◆飛鳥Ⅱ世界一周クルーズ旅行記 ◆Adobe Stockで写真・動画を販売してます。 下記アドレスからご覧ください。

天平文化の結晶「紅葉の唐招提寺」

唐招提寺は、奈良市五条町にある鑑真が建立した寺院。南都六宗の1つである律宗の総本山である。本尊は廬舎那仏、開基は鑑真である。中国・唐出身の僧鑑真が晩年を過ごした寺であり、奈良時代建立の金堂、講堂を始め、多くの文化財があります。 ■南大門 唐招提寺を訪れた人がまず目にする建造物。1960年に天平様式で再建されたもので、五間の中央に三扉とする、切妻造りの建物です。 ■金堂 南大門をくぐった正面にその荘厳な姿を見せる金堂は、8世紀後半の創建時の姿を残す代表的な建築物です。 ■

日光の世界遺産「紅葉の神橋周辺」

日光国立公園の入口となる大谷川の清流に、古くから神聖な橋として架けられたのが神橋です。神橋はアーチ形の木造反り橋で、その構造から錦帯橋・猿橋と並んで日本三奇橋の一つに数えられています。 ■世界遺産の「神橋」 1944年に国宝建造物に指定され、1950年には国の重要文化財に指定されました。さらに、1999年12月2日、世界遺産に登録されました。 ■天海僧正像 天海大僧正(慈眼大師)とは 徳川家康公、秀忠公、 家光公の3将軍に仕え日光山第53世貫主を務め、一時衰えた日光山を

紅葉と桜の協演「小原の四季桜」

名古屋から約1時間、瑞浪から約30分の場所にある豊田市小原地区は、四季桜、小原和紙、歌舞伎で知られ、自然豊かな美しい風景が広がる。四季桜は春と秋の年2回花を咲かせる全国的にも非常に珍しい桜で、マメザクラ×エドヒガンの種間雑種と考えられ、白や淡紅色の花をつける。 ■川見四季桜の里 小原地区内には約1万本の四季桜があるが、中でも1200本が植栽された「川見四季桜の里」がおすすめ。秋に比べて春の開花は控えめで、木の枝先に花が咲く程度だが、淡い色の可憐な花がさわやかな季節の到来を告

紅葉の京都大原「寂光院」

『平家物語』ゆかりの地として知られる尼寺。山門へと続く石段を彩る紅葉も見所。背後の山々の紅葉、庭園の紅葉、静けさただよう境内では秋の風情にしみじみ浸りたい心地に。のどかな山里の秋を心ゆくまで満喫することができます。 ■大原の風景 比叡山麓に広がる大原の里。かつて皇族や貴族が隠棲したこの地には今も豊かな自然が残り、四季折々の風景や、地元で育まれた野菜やしば漬けなどの美味しい名産は、訪れる人々の心を癒しています。 ■紅葉真盛りの寂光院 寂しそうな、ひっそりした寺院、優し気に、